年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

築地の会社の入社難易度

2017年10月07日 | 築地市場にて

築地の会社の難易度は不明だが、築地の業界団体の飲み会でさりげなく聞くと面白い。青果の荷受会社は毎年採用しているので方針が決まっているので翌年結果がわかる。最近理科系特に農学系は女子学生が増えてやる気のある人が増えて築地に面接に来ていることを実感する。

 まだ青果では女性は経験不足と言うことで書記扱いと見えるが築地の特色として銀座の菓子店の需要がすごく、ベテランの男性社員より提案力は期待されているようだ。大田市場と違って築地の得意先はパテシエという人が魚の仕入れのツイデに青果のほうを回るようでここしかない青果物が築地にある。

 それぞれ欠員がある時しか募集しないので時たま訪問して欠員ある時に真っ先に声をかけてもらう人間関係をきづいたほうが良い。とにかく築地は面白い。ただ給与と休みはダメ。

 当社の面接でも学力だけではダメで築地のダメなところを面接の時話して、それでも良いかを確認して仮採用となる。3ヶ月の仮採用が終わると全て正社員扱いとなる。築地の生活になじめない人は早めに退社することを面接時に通告する。お互いに無駄な時間であることを確認する。

やる気のある人は大抵スカウトされ欠員が出る。会社として残念だがうまくすればいい縁故が出きるので円満退社が好ましい。何があるか判らない築地の人間関係。一度築地を離れて数年以上たっても舞い戻る人もある。商売としてライバルであっても人間として敵にしてはいけない。何時得意先の従業員となるか判らない。

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