年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

迷走の道連れ

2017年10月11日 | 築地市場にて

政治の世界が停滞しているので本来なら時間があるのに進まない。政治によって食の世界がゆがめられることを知ると先行きの心配することが無駄な行為となる。昔の話を老人が話すがコンテナ輸送のスピ-ド化と通関業務が早くなり、韓国中国から食品が日本国内の輸送品と差が無くなる。昔国鉄があったとき九州からコンテナ輸送で築地まで数日かかって荷物が届いた。主な原因は国鉄の貨物関係者が早く安定した輸送に熱が無かった。汐留に何度かとりに行ったこともあった。

日本だけの時代なら政治家が規制するだけでよかったが自由貿易と輸送の高速化で低価格に食品が吸い寄せられる。低価格高品質ならよいのだが低価格だけが注目されるとコストのかかる行動が減り、安く上げることに熱心となる。

量と質。何時の時代も問題の根源。そして途中の雑労働がITによって消える。最初と最後の処理だけ人力となるのだろうか。

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