少数異見がが全体行動を阻止できる築地市場では長年かかって合意形成が、知事の一言で豊洲移転が中止となって、混迷のさなかにある。
食の世界ではどんどん変わるので今は主流の食材であっても、病気(BSE)とか資源絶滅(うなぎ.まぐろ)とかで変わるし、練馬大根が10月下旬の台風で蒔き直しがきかず、関西で普及していた青首大根が関東に普及した。12月26日に築地市場に入荷する三浦大根は練馬大根系の名残である。
日本の市というものは自然に発生し、変化するもので行政の上からの指導で継続できる施設ができるとは思えない。継続できる築地の跡地再開発は築地人の智慧なくしてありえない。無ければ都の役人の天下り先が増えるだけとなる。