年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

忘れた誕生日

2019年12月02日 | 宅老のグチ

仕事を辞めて、まだ4か月なのだがやることの速さで戸惑いがある。自分の健康と周囲の人たちの健康とのバランスでやることの速さの調節がまだ不安定。

 政治の世界も激動だが消える身の残り時間の想定がまだ決まらない。一日の進みが早い。年を取るとこうも早いのだろうか。行くところの約束は多い。ただ月曜日は休みが多い。

 近時のニュ-スで政府が検討している(医療制度改革で、75歳以上の受診時の窓口負担を「原則1割」から「原則2割」に引き上げた場合、公費や保険料でまかなう医療給付費を年約8千億円減らせると厚生労働省が試算していることがわかった。医療費を抑える効果があるが、75歳以上は収入が減るのに受診増などで窓口負担額が増える傾向が現状でもみられるし、財政状況で高齢者の年金の65歳から受け取りしない人たちも増える見込みは少ないだろう。)とあるがTVのコメントをする人や製作者は収入が多い人たちなので高齢者の危機感が感じられない。

 人口の年齢別の推移をみていると今の日本では生まれた時から男性が女性より多い。0歳は男の子が51.3%で女の子が48.8%となっているが移民等の年齢構成を無視して、57歳から58歳で男女が同数となる。その上の年齢では70歳では男47.7%女52.3%80歳では男42.7%女57.3%となり、90歳では男29.0%100歳以上では男15%となり、女性が圧倒的に多い。年金生活女性は夫の年金が夫の死亡で激減することを知っている。女性の長生きは男性が死去したのち、さらに少ない年金で過ごす。漬物は高齢者の食べ物で比較的安いが特売日の売れ行きが良い。100円の漬物をさらに安くなって購入する行動は老女のささやかな抵抗だろう。

 シルバ-パスを利用している人も女性の団体が目立つ。この長期健康女性は集まると節約と介護の問題、そして気晴らしで動いているようだ。この分析が収入があって、介護の話が具体的でない人によって政策や報道がなされているので結果として景気浮揚に繋がらない。墨田区の図書館で不審者が子供に声をかけることに注意とあった。犬付きと高齢女性は安心のようだ。一人歩きの老男性も昔なら咎めない少女の頭をなでる行動も痴漢扱いされるかもしれない。ビデオ録画が町中についているので道路痴漢もありそうだ。少女に道を聞いてもビデオでは痴漢か誘拐未遂となりそうだ。

 今浅草へ連日のように行っているがホームレスの人の小屋が激減していることを感じる。今年の台風で河川敷にいた人たちの被害が少なかったのは行政の努力もあるが景気が良く、仕事があったためで、スマホを持っているのだろうかピザの配達が河川敷の家に行っていたという話もある。アルミの空き缶回収の人も減って、少ない回収者が満載のアルミ缶を積んでいる。競争が減ったようだ。

 

コメント
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