なんとか今年の思い出を思い出しつつ、こたつの中で居眠りしていたら、朝年内最後の妹を抗がん剤治療で送っていった病院から電話が来る。容態が急変したという。あとで聞くと治療中、トイレに行って戻ってきたとき、記憶を失い、倒れたようだ。蘇生を行いICUのところに移動し、緊急入院。原因は抗がん剤によるショックだという。患者によるが同じ抗がん剤でショック症状が出るのは早い人で数回ですでに二十回以上治療していて、油断していたようだ。院内で倒れたので急回復し、こまごました記憶が回復した。3年ほど前にステ-ジ4まで転移したガンが今は数ミリ以下になり、普通の生活となって、毎日のようにシルバ-パスを使いで歩いている。医者によると次の治療は同じ抗がん剤は使えないという。また妹のチャレンジは医者と続く。すでに思い残すことは無いように行動しているが同病の患者のためにデ-タを残すことで生きがいとしているようだ。
仕事をしていないので時間があるが昼間から酒を飲む自由があるからと言って、今日のようなことがあると深酒はできない。