20年ほど前、同僚の結核の見舞いと復帰の打ち合わせで、早稲田の国際医療センタ-に行った。志村ケンさんが闘病むなしく死去した病院のような気がする。結核は今では少なくなったが免疫力の落ちた老人は危険な病気である。感染症の専門病院が少ないのは今まで運が良かっただけであることを証明した。この病気の対策が遅いのはハンセン氏病の人権無視の政策があったためで、新型コロナの性質を見極めるまで動けなかった気がする。
そろそろ肺炎で死去する人が増え、封鎖の決断の根拠となる人数を超えそうだ。不要不急の仕事とみなされる職業が出て、就職感が変わるかもしれない。自給自足の食と電気もある時代となった。ネットを使いこなせば世界とつながる。