町田の自由民権資料館へ福島事件被告人の平島松尾の版画を探しに行く。この版画は小林清親絵で文は原胤昭で色々な文献に出てきて、原宿の大田美術館の小林清親展には田母野秀顕 の版画は展示されていたが印刷されたと文献にある他の二名花香恭次郎と平島松尾は見当たらない。花香は一度展示されたようだが平島はまだ町田の資料館の学芸員は見たこともないという。ただ福島の方に福島事件を研究していた人よりの寄贈文献にリストとしてあるようだ。
昼前に着いたのでファミレスで食事をとるがマスクと温度の告知の紙があって、さらに店内のイスは間引きされその上、隣の席は着席遠慮の張り紙がしてあり、空間を開けるようにしていた。それでも昼食時は満席でなく、支払いを終えると20%引きのク-ポン券がレ-シ-ト共に渡された。これは厳しい飲食店の状況だろう。ここ数日都内でも30数名の新規感染者が出ていて国内の半分以上が東京都から出ている。なかなか隣の県には用もないのに行けそうにない。当分車外出となる。
帰ると夕刊が届いていて広告を見ると少ない。多分リ-モ-トで新規の広告が取れないのだろう。何もかにも委縮経済となっているようだ。世界の国々が日本と同じように財政で経済をささえているため、インフレではないが低金利のため無茶な融資をしていて不安は残る。あまり聞いたことがないが森林地投資というものがあるようだ。意味不明。また原野商法が始まるのだろうか。バブル期に道路もない山林を未開発地として販売していた記憶があり、さらに塩漬けとなった土地を販売すると言って手数料を取るサギもあった。
インフレもデフレも詐欺の種は尽きない。