仮住まいの移動テストでガスレンジを移動させたところ、点火しなくなった。ずいぶん古いのでマニュアルが見つからず、ネットで調べると点火しない原因が書いてあった。チョット前まで使っていたので、電池切れは無いしガス管の接続も良い。するとマニュアルに鍋無し検知器とあって、ナベを載せないと安全装置が働いて、点火しないようになっていた。ヤカンに水を入れて点火すると作動した。
家の情報起点のことで家族会議。大方の位置が決まったのだが、昭和の家なので電気コンセントが少ない。これではタコ足配線となるは必至だろう。光回線の位置で情報機器の場所が決まるがオフィスなら床下配線となるのだが家では嫌われ昆虫のゴキブリの通路となりそうで、この案は却下された。タンスが目隠しとなって、その上に雑物か何か。パソコンデスクをどこに置くかが決まる。おおよそ妹の遺品整理から始まった断捨はかなり減った感が見えてきた。
家の中を見回すと随分と物が減った。これなら自分の遺品整理も簡単な気がする。もう一度転居の予定があって、介護施設でも十分な荷物量になったと思える。もう買うものは消耗品だけで、思い出等はデジタル機器に保存する。DXの用語で’テラバイト’という言葉がある。寺バイトで記憶の墓場の安置装置と思えるようになった。メモリの保存期間は意外と短く、昔の磁気テ-プの方が長いという。これは寺院の永代供養料のようで期限が切れれば合葬される。でも捨てられないのは技術が進歩すれば復活もあると思っているのだろうか。パソコン廃棄でハ-ドデイスクを外し、ハンマ-で壊すのが一番安く安全と思う。
来週にハ-ドデイスクのないパソコンが無料引き取りの処理業者へ宅配で送られる。これで家にデスクトップのパソコンが消えた。液晶ディスプレイで23インチも送ろうとしたら、ブックオフで1200円で売れた。