年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

人の中心

2022年06月09日 | 宅老のグチ
 梅雨の寒い気温で布団の中で思った。
人間には上半身と下半身がある。そして中間に中心がある。もちろん中心というのは心臓のことである。心臓が止まれば、定義的には死となる。
 入院中にひげを剃ることができない時があった。鼻に小腸までチュ-ブを挿して、腸に溜まった水分を排出していた。鼻ところにあるチュ-ブは動くたびに痛く、牛の鼻輪は痛くないのかと思った。ひげは病人でも普通に伸びるのでチュ-ブが外れ再度付けるときひげが邪魔する。結局ひげを数日伸ばしたが5ミリは超えていたので一日は1ミリとなる。この細胞分裂の速さを抑えるのが抗がん剤と言われたが真偽は判らない。妹の抗がん治療の脱毛で、ヘッドキャップ用の帽子が死後の整理で十数個あった。ストレス発散の購入のようだった。
 最近のニュ-スで若い男性が脱毛クリ-ムを顔のひげ脱毛に使用して肌荒れになった事例があるという。高齢になっても日本人はひげを剃る男性が多く、これを脱毛できれば経費と時間が節約できる。しかしレ―ザ―脱毛以外は無理なようだ。毛の生える細胞分裂は人の心臓が止まっても動いていて、死人の遺体が長期に保管されると伸びるようだ。その様なことから人の死は脳死だと言うらしい。心臓が止まっても、心肺蘇生装置で一時的に復活できる。
 コロナ下で電車の広告を眺めていたら脱毛広告が気になった。今は40台からの親の介護を経験した人たちの自身の介護脱毛を考えているという。実母の介護の経験からオムツにこびりついた便の処理で毛がなければ臭いが軽減されると思った。自分はもう間に合わないし、100歳まで生きそうにもない。40台の女性の関心があるということは100歳まで半分の女性が生きるデ―タから来ているのだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする