今の目蒲線(今は多摩川線)のところに電車へ電源を供給する変電所があった。今でもあるが60年前は変電所の変圧器を冷却する水が絶えず暖かい水が流れていた。その水が線路の脇の田んぼに流れ込んでいた。田んぼにはザリガニがいて子供たちがスルメイカを餌として釣っていた。今では埋め立てられ区民のためのホ-ルが出来ていた。多分地震があれば液状化するところだろう。
昔は多摩川が蛇行していて田んぼは河川の跡地だった。河川地ということは下水道工事で少し掘ると綺麗な砂が出ていた記憶がある。ある時下水工事の人が簡単に掘れるため壁の先まで掘り過ぎ、崩落して死亡事故があった。いい思い出もあるが同時に悪い思い出もある。