年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

まだまだ終わらない最後の築地市場

2018年10月06日 | 築地市場にて

10月6日は83年の歴史を持つ築地市場の最終日である。昭和9年12月25日に会社は発足した。翌年昭和10年2月11日開業の築地市場の発足のため都内の同業者の共同出資によって誕生した。戦後の混乱期を乗り越えヤット築地市場でそれなりの業績を上げるようになった。

 築地の営業が終わるが後始末がこれから短い時間で行われる。豊洲市場のドアの不具合が生じ、いきなり東京都の人と折衝となる。見た目を良くするため、フォ-クリフトの出入りの加重に耐えられない設備のようだ。豊洲でも前途多難である。

 全国の低迷する同業者のため、豊洲で広告塔の役目を期待されている。これから移転期間は無休となるかもしれない。

雨のち晴れであったら。日本海に台風25号北上中。午後は強風か。本日天気晴朗なれど風強し。

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年末並みの最後の築地の大雑踏

2018年10月05日 | 築地市場にて

築地市場内の魚河岸横丁の食堂街は築市場の勤務している人たちの腹を満たすが最後の大雑踏でどこの食堂も混雑し、長い行列となっている。こちらは豊洲へ連日出かけているので食堂不足が目立つので豊洲開業後の食の確保がオフィス街のようになりそうだ。穴場の食堂もあるがそこは一般客を入れない工夫が必要かもしれない。豊洲へ行かない人たちの別れの挨拶が各所で目立つ。80年を超えるレトロな風景も見納めとなる。この寂しさは豊洲での業務が軌道に乗り、環状2号線で築地市場の跡地を見ると感じるかもしれない。

 通常勤務の後、移転準備作業をするので全員過労気味。25号台風がまた週末にやってくる。雨と風のために野菜が高い。TV番組でキムチを取り上げたため、欠品中。普通でもこの時期は忙しいのにさらに引っ越しと野菜の高騰。

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築地市場の最後の3日と既に豊洲の稼動

2018年10月04日 | 築地市場にて

築地市場の最後の休市が終わり、最後の3日となる。配送に来た人と雑談。豊洲の位置を知らせる。もう既に豊洲市場へ漬物の納入が始まっているという。どうやら狭い築地から徐々に移転しているようだ。こちらは東京都の指導に従い、日通を利用するのでル-ルに従い移転期間の青果部と共に行動する。7日準備8日移動9日始動する。

 今まで20年近く移転の準備にかかったがようやくここまで来た。この築地の雑踏も整理され立体化された豊洲では見れない風景かも知れない。配送のタ-レ-に乗って最後の雑踏映像を残したい。正月の準備も始まっている。平成最後の正月商戦だ。社内で7日午前5時から始まる築地市場から豊洲へ移動するタ-レ-の爆走の話題となった。千台以上のタ-レ-とフォ-クリフトが未完成となっている環状2号線の2KMを走る。まるで市民マラソンのような風景だろう。まだ日の昇らない午前5時からレ-スが始まる。速さでなく完走が目的である。古い電動車両の電欠によって築地大橋・豊洲大橋の高さを乗り越え豊洲市場へ入る事も出来ないこともありうる。青果部の電動車両は豊洲水産仲卸地区を通過し、地下通路で水産卸を経て青果のある5街区へ走る。距離は長い。電欠しても皆の協力で豊洲へ移動するしかない。移動の経費は掛けられないのだ。

 午後には築地支店の貸し金庫の解約の予定。現金取引が消える可能性がある時代が来るとは数年前には想像できなかった。音声認識の進歩で普通の会話なら通訳の要らない時代が来たようだ。楽な仕事はAI・ITによって消えるという。残る仕事は楽でない創造力の必要なものと言う。

 語り草となる築地市場も後三日。正味2日だろう。10月6日は最後の築地と移転行動で仕事は滞ると予想する。

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築地市場の最後の休市

2018年10月03日 | 築地市場にて

10月2日午前10時頃、築地市場で瞬間的な停電があった。無停電電源装置が稼動し、主装置は無事だったが端末は再起動して修復した。どうやら築地市場の電源管理の話では東京電力の問題だったようだ。後4日で閉場になるが何が起こっても築地の最後はあるかもしれない。連日増加しているカメラ等をぶら下げている人がこれからますます増えるのだろうか。百貨店の閉店と違い、安売りも無く大量のごみを残すだけだろう。

 連日豊洲市場へ行くが有明通り(晴海通りを過ぎて晴海大橋のあたり)晴海大橋南交差点の混雑がはっきりするだろう。まだ築地市場が移転していないのに一回で築地の方に行けないようだ。新豊洲駅からの歩行者が渋滞の原因だろう。

 東西線木場にある鍵の専門店で雑談。合鍵を多数つくるために。この鍵屋は銀行出入りの鍵屋さんで築地支店の銀行で出会い、それから会社の鍵の件で相談にのってもらっている。古い金庫が老朽化で空かなくなり、ドリルで開けてもらったこともあった。今回豊洲市場の鍵も多数作っているらしい。一般の会社よりドアの厚みとかがあるようだ。鍵を預けようとしたら警察の指導で預けられないということで次回朝早く依頼し午後にとりに行くことになった。

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環状2号線仮築地市場青果部信号設置

2018年10月02日 | 築地市場にて

10月1日築地市場青果門で信号機の設置工事があった。どうやら新橋から来た新大橋通りが築地市場青果門で右折できるように矢印付信号機のようだ。浜離宮前には11月に環状2号線の仮開通があると予告され舗装工事が急に進んでいるようだ。築地魚河岸という場外施設も仮オ-プンから1年11ヶ月後に正式開店となった。これから本格的に中央区の家賃となる。今まで半額でよく耐えた。

 青果部へ移転準備の遅れ懸念で東京都の念入りな指導はこの環状2号線工事にかかっている。オリンピック開催時の交通混雑を回避するため、国と東京都の名誉は築地市場青果部のスム-スな移転で決まる。築地水産仲卸がどんなにごねても環状2線は開通する。青果部の2~3社の立ち退きが鍵を握っている。へんな意味でオリンピック成功の最初の難関の問題解決のひとつかもしれない。青果部の移動は10月6日から8日までで9日(先負)には稼動し始める。ライバルの大田市場が営業しているので休めない。正式な豊洲市場の開場は大安の11日だが築地の勢いのある青果の男たちは誰も暦を信じていないようだ。先負は陰陽道(おんみょうどう)の六曜日の一つ。先勝(せんしょう)の反対で、午前中はとくに悪く、午後はしだいによくなるという俗信がある。午前も午前始まりから稼動しているので入荷の始まり8日赤口かもしれない。青果部に位置する城北信用金庫豊洲市場支店が銀行勘定システムの都合で週末に店舗移動しなければ世界中のシステムが混乱するというと以前聞いていた。つまり10月11日開場では銀行が混乱するのである。この城北信用金庫築地支店は午前8時から開店していた。

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10月6日は雨もある予報

2018年10月01日 | 築地市場にて

いよいよと言うかヤット10月に入った。どうやら水産仲卸の人達はまだ豊洲移転に懐疑的な人が100名近くあるようだ。神田の市場が大田市場に移転した後何年か旧神田市場内で営業していた前例がある。結局神田市場に仕入れていた人達が大田市場が遠いので築地市場青果部に入った。この様なことになるのだろうか。ここでオリンピックと言う問題がまた発生する。カンダに残った人達の施設は更新されることなく老朽化していった。目立つところに古い施設が残ることで遺跡扱いになることを望んでいるようだ。だがここにネズミの問題が生じる。餌場の縮小で残っているところに集中する気がする。マスコミの格好な話題の餌となるように思える。

 10月6日は週間天気予報のように雨模様となるか今日の24号台風一過のように晴れるのかはまだ確定しない。

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