■ 昨日(8日)日帰りで東京した。「インターナショナル学生設計競技2018」の公開審査は午後1時から。今回も松本発6時51分のあずさで新宿へ。午前中は東京駅前の丸善で買い求めた『新東京風景論』三浦 展/NHKブックス を同店内のカフェで読んで過ごした。この本は帰りのあずさで読了した。
以下、備忘録というか、このような本を読んだという単なる記録。
・東京の昔と今の風景写真、航空写真などを対比させながら、その変貌ぶりを示している。昔は良かったなあ、という著者の回顧。
・東京の風景について、最新技術を信頼する「アトム的」な未来志向と自然への畏敬に基づく「ジブリ的」自然志向という対比的な捉え方の提示。
・ジブリ的な風景の中にアトム的な国立競技場は相応しくないという主張は明快。
・上記の見方に「パンク的」という見方を加えているが、この「パンク的」の概念というか、意味がよく分からない。
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・個人名を挙げて批判しているが、それをそのまま書籍化してしまうのはどうなのかなあ・・・。