■ 今日(5月31日)、Googleのロゴがザハ・ハディドになっていた。
なぜこの女性建築家? 後ろの建築は?
ザハ・ハディドは新国立競技場コンペの当選案の設計者として、その未来的なデザインと共に有名になった。その後の経過については改めて書くまでもないだろう。アンビルドの女王とも呼ばれた建築家だが、作品が世界の各地で実現している。
後ろの曲面の建築は彼女の作品に違いないが、知らない。気になって調べてみた。
後ろに描かれているのはアゼルバイジャン共和国の首都バクーにある建築だそうだ。アゼルバイジャンって聞いたことのある国名だし、あの辺りにある国だったなとずんぐりした長靴のような形のアラビア半島の北側、黒海やカスピ海辺りの地図が模糊としてはいるが浮かぶ。
ネットで検索してアゼルバイジャンはカスピ海の西岸に位置する小さな国で、建築はヘイダル・アリエフ文化センターという美術館や図書館、コンサートホールから成る巨大な複合施設(面積は約57,500㎡)であることが分かった。
ネット上の工事中の写真を見ると詳しくは分からないが、この建築の曲面は鋼管立体トラスで出来ているようだ。
では、なぜ今日?
誕生日かなと思った。が、違っていた。誕生日は1950年10月31日だった。
ザハ・ハディドは2004年に女性建築家として初めてプリツカー賞を受賞したが、今日(5月31日)はその受賞記念日なんだとか。なるほど。