1月10日(金)その2
33会 九州旅行記 ラスト稿
入場券や箸袋をダイアリーに貼る。ずっと前から、こんなことをしている。
■ 気の合う友だちが何人かいること、それから自分はもちろん、家族も健康なこと、そうでないとこのような旅行はできない。33会の旅行に毎回参加できていることを大変幸せに思う。友だちにも、家族にも感謝したい。
**楽しそうだね 憧れるわ** **そういう老後が理想だわ 足腰丈夫じゃないと楽しめないね** 家族LINEで今回の旅行の報告をしたところ、Aからこのようなメッセージが届いた。
旦過市場(たんがいちば)
地図を見ると、小倉駅は徒歩圏内。駅に向かって歩きながらラーメン屋を探すことにした。小倉にも美味いとんこつラーメン店があるだろう。
旦過市場のすぐ近くのY字路
しばらく前に書店で『Y字路はなぜ生まれるのか?』という本を目にし、パラパラと中を見たので、Y字路にも目が行くようにいなった(ただし趣味に加えるつもりはない、とキッパリ)。それにしてもこのY字路はなかなかじゃないか。いかん、仲間は大分(だいぶ)先を歩いていく・・・。
美味いとんこつラーメンが食べたい。ラーメン屋求めて、どのくらいだろう。ラーメン屋が見つかっても準備中だったり、昼食にありつけない・・・。
ラーメンは諦めて、小倉駅のすぐ近くの「磯丸水産 小倉魚町店」で昼食。実に美味、それに安かった。
「森 鷗外 京町住居跡碑」
森 鷗外旧居まで足を延ばしたかったけれど、女性たちは買い物、買い物だから、その時間を十分とらないといけない。で、駅に戻ることにした。駅の構内の店舗でお土産を買い求め、女性たちが買い物ブギの間、ぼくはスタバで休憩。
帰りは小倉駅発14時52分、のぞみ38号。荷物を預けたロッカー前に15時30分集合と決めて。この時刻の少し前にロッカーへ。
大型のロッカーに3人分の荷物を預けていた。ロッカーにカギを差し込んで扉を開けた。
無い!
3人の荷物が無い。頭が真っ白になった。頭髪は既に真っ白だけど。
一緒に荷物を入れていた二人が買い物を終えて、やって来た。「預けた荷物が無いんだけど」「えっ?」
隣りのロッカーは? 冷静な誰かが声を出した。誰だったのか覚えていない。右隣りのロッカーの扉が開いた。カギがかかっていなかった。中に3人の荷物が入っていた。
荷物を納めて左手で扉を押さえて、右手で100円玉を9個入れていれば、こんなミスは起こりようがない。100円玉が9個も無かったので、一旦ロッカーから少し離れて、2人から不足分を受け取った後、隣りのロッカーに投入した・・・。どうもそんなことのようだ。
良かった。もし見つからなかったら、どうなっただろう、と思うと今も心拍数が上がる。寿命が2年は縮まっただろう。ただでさえ短いのに。
荷物を入れたロッカーではなく、左隣りのロッカーにお金を入れて、カギをかけたのだった。で、荷物を入れたロッカーはカギをかけていない状態だった。これが真相だろう。他に考えられない。
おいちゃんも歳をとって、注意力がますます散漫になり、間違いをするようになった。それにしても考えられないミスだ。被害を最小限にするためには、貴重品は残しておかないことはもちろん、1人1ロッカーとすることだ。それから何を持ってきているのか詳細に記録しておくこと。
小倉駅から名古屋駅まで3時間。そのまま東京まで行くRさんと別れて、特急しなのに乗り換えて塩尻、松本へ。
旅行中よく歩いた。
8日: 6031歩
9日:12,173歩
10日:12,212歩
足腰が弱ってみんながこんなに歩けなくなってきたら、温泉でまったり過ごす旅行にしようかな。