北京オリンピックのメインスタジアムの工事の様子が昨日の新聞(信濃毎日新聞)に載っていました。このスタジアムの計画は国際コンペで決定されました。他にもいろんな案が提示されました。
↓屋根が空中に浮かんでいますネ。
http://news.searchina.ne.jp/2003/0328/national_0328_001.shtml
この浮かぶ屋根は残念ながら当選しませんでした。
プロジェクト×(バツ)となりました。斬新なアイデアだったのですが・・・
北京市建築設計研究院の提案だそうです。国際コンペ故の結論?、きちんとした審査の結果でしょう。
13の応募案が優秀3案に絞られ、最終的に当選したのはスイスと中国の設計チームの案でした。「鳥の巣」とあだ名される案です。鉄筋コンクリートで造られている外観は全く鳥の巣のようです(写真)。それにしても・・・、建築を構成する要素を秩序づけることが建築の条件だと考えている私には、もう理解不能な建築です。
コンペの審査は中国の専門家に加え黒川紀章ら、世界的な建築家の投票によったとか。さてどんな施設が出来るでしょう、完成がいまから楽しみです。