透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

ブックレビュー 2023.04

2023-04-30 | A ブックレビュー

360
 時の経つのは実に早い。明日から5月。少年老い易く学成り難し、実感。

趣味を問われれば前々から読書と答えていた。だが、私にとって読書は食事と同様に生活の基本的な営みだから趣味とは言えないが、世間では読書は趣味ということになっているので、そのような位置づけにしておく。老人力がついてきたからなのかどうか、数日前の食事で何を食べたのか思い出せない。読書然り。それで備忘録として「ブックレビュー」を書いている。

4月には8冊の本を読んだ。

『歴史のダイヤグラム 鉄道に見る日本近現代史』原 武史(朝日新書2021年)
『鉄道そもそも話 これだけは知っておきたい鉄道の基礎知識』福原俊一(交通新聞社新書2014年)

「読み鉄」は本来時刻表を精読して列車の運行などあれこれ考えて楽しむ人たちを指すが、私の場合は鉄道に関する本を読みたいと思っている自称「読み鉄」。上掲2冊は上高地線の下新という駅で毎月1,2回行われる「本の駅・下新文庫」で買い求めた。

『東京、はじまる』門井慶喜(文春文庫2023年)
日本銀行本店と東京駅。近代日本の顔を作った建築家・辰野金吾の生涯。建築関連本もできるだけ読みたいと思っている。

『マニア流! まちを楽しむ「別視点」入門』合同会社別視点編(学芸出版社2023年)
ユニークな視点でまちの新たな魅力を見つけて楽しもう! 書かれている内容に大いに共感。

『沿線風景』原 武史(講談社文庫2013年)
日帰り鉄道旅に書評を加えたエッセイ。

『「黒い雨」訴訟』小山美砂(集英社新書2022年)
戦後日本の「社会的排除」。なぜ国は長きにわたり黒い雨の被ばく者たちを切り捨ててきたのか・・・? 

『火の見櫓暮情』内藤昌康(春夏秋冬叢書2008年)
火の見櫓の場所性に注目して書かれた数少ない火の見櫓本の一冊。

『平安女子の楽しい!生活』川村裕子(岩波ジュニア新書2014年発行、2022年16刷)
**“ちょっと深く”がちょうどいい!*と思っていてあれこれ覘く私にぴったり。


 


見方が変われば写真も変わる

2023-04-30 | A 火の見櫓っておもしろい




(再)塩尻市洗馬岩垂 3柱66型トラス脚 2023.04.29

 以前は②のような写真を撮ることが多く、①のような写真はあまり撮らなかった。火の見櫓の立っている「場所」に注目すると①のような写真を、形や構造(成り立ち)に注目すると②のような写真を撮ることになる。

複数の視点で多元的に見なければ・・・。


 


「平安女子の楽しい!生活」を読んだ

2023-04-29 | A 読書日記

360
『平安女子の楽しい!生活』川村裕子(岩波ジュニア新書2014年発行、2022年第16刷)を読んだ。

ジュニア新書だから主な読者層は中高生。この新書の帯に**“ちょっと深く”がちょうどいい!**とある。そう、ぼくはいつもこう思って新書を読んでいる。広く、ちょっと深く、という望みを満たしてくれる新書。

この本はインテリア&ファッション編、ラブ編、ライフ編の3部から成り、それぞれ3章で構成されている。女子中高生は「平安女子って私たちと一緒じゃん!」ってこの本を読んで思うかもしれない。

第1部 第1章「 ビッグなおうち」で寝殿造りが説明される。その中で著者の川村さんは『蜻蛉日記』の一節を現代語訳で引き、**これは『蜻蛉日記』という王朝ブログの一部です。**と説明する。ラブ編の第3章は「王朝メールの必殺技」。和歌を詠んで送るのは、恋愛メールなのだと。

現代の若者ことばを多用、くだけた表現で平安女子の日々の暮らしを解説している。読み終えて「文章、ちょっとくだけすぎじゃないのかな」と思ってしまったのは歳のせいか。 

紫式部の『源氏物語』やブログ『紫式部日記』、清少納言のエッセイ『枕草子』、『古今和歌集』、『伊勢物語』などから引用した文章はどれも現代語訳しか載せていないが、原文も載せて欲しかった、とおじ(い)さんは思った。この本は、古典っておもしろそう。何か読んでみようかな、という動機付けが意図されているのだろう。でも古典を読むのはちょっと、いやかなり大変だということも知ってもらい、覚悟を促すために。

インテリア&ファッション編の第2章「重量級ファッションに命がけ」に平安時代の服装が解説されている。掲載されている早川圭子さんの説明図はくだけた文章とは対照的でデフォルメされることもなく、きちんと描かれている。**最初はイラスト風に、ということだったのですが、彼女はたくさんの絵巻を見たり、資料を調べたりして、昔の姿を再現できるように細かいところまで気をつかってくれました。また私も何度も注文をつけたりしました。**( 216頁)とあとがきにある。

この章は本書で一番興味深く有用だと思った。日本の服装史について詳しく書かれた「専門書」もあるが、広く、ちょっと深くという発散人間の私にはぴったりだった。今後、古典を読むことがあれば(あるかな)、この章を参照したい。

**各分野のプロが入門者向けに書いているので、専門的な知識の入口をだれでも楽しむことができます。**(この本の帯より)そう、岩波ジュニア新書はジュニア層だけでなく、シルバー層でも楽しく読むことができる。


 


3松本市入山辺の火の見櫓

2023-04-29 | A 火の見櫓っておもしろい


1464 松本市入山辺追倉 3柱86型ロング三角脚 2023.04.27


 多元的にものを見る。火の見櫓を常に分析的に見るのではなく、時には火の見櫓の立っている場所に注目してみる。すると写真の撮り方も変わる。火の見櫓の全形をきっちり捉えるのではなく、場所を分かりやすく撮ることを優先する。


 


2松本市入山辺の火の見櫓

2023-04-29 | A 火の見櫓っておもしろい


(再)松本市入山辺(JA松本ハイランド 入山辺地域交流センター前)2023.04.27 

 『火の見櫓暮情』内藤昌康(春夏秋冬叢書2008年)に掲載されている火の見櫓の写真を見ていて、「そうか何も常に全形を写す必要なんてないんだ」と思った。掲載写真には消防倉庫や樹木に隠されて火の見櫓の下半分が写っていないものなどがある。でもその場所の雰囲気が実によく伝わってくる。

火の見櫓のある風景をスケッチするときは、火の見櫓の全形を描こうとは思わないのに、なぜか写真を撮る時は全形を写そうとしていた。火の見櫓が立っている場所の雰囲気を写してみようと、一昨日(27日)松本の郊外、入山辺まで出かけてきた。スケッチするつもりで写真を撮ればよい。


 


「火の見櫓暮情」再び

2023-04-27 | A 読書日記

360

 『火の見櫓暮情』内藤昌康(春夏秋冬叢書2008年)を昨日(26日)読んだ。この本を初めて読んだのは2010年の5月、火の見櫓めぐりを始めた直後だった。ブログで確認すると、その後、2014年の2月と2020年の1月に読んでいる。今回が4回目ということになる。

『火の見櫓暮情』の帯に**豊饒な物語の上に火の見櫓は立っていた。**とあるように、この本は火の見櫓そのものより、火の見櫓が立っている場所の歴史や成り立ちなど、そう、場所性にまつわる話題に力点を置いたレポートだ。取り上げられている火の見櫓の数は確認していないが、帯には**三河・遠州の火の見櫓百話。**とある。

ものを観察する視点は人それぞれ、十人十色。火の見櫓も例外ではない。2014年2月22日のブログの記事にこの本のことを書いているが、そこに**いつか火の見櫓の本を書かなくては・・・。**とある。この本を読んだことで著者とは違う視点で観察している火の見櫓について本を書きたい、と思ったのだろう。

火の見櫓めぐりを始めて4年足らずでもう本の出版を考えていたことに驚いた。その後、2016年の12月、東京で親しい友人と飲んだ際、「火の見櫓の本を出す」と宣言。翌、2017年の2月頃に原稿を書き始めて、2019年9月に自費出版にこぎつけたのだった。



『あ、火の見櫓!』を出版するきっかけとなった『火の見櫓暮情』は大切な本だ。


 


『「黒い雨」訴訟』を読んだ

2023-04-26 | A 読書日記

360
 1945年(昭和20年)8月6日朝8時15分、広島に原爆が投下された。その直後に降った「黒い雨」。

放射線を帯びた黒い雨に遭い、多くの人たちが被ばくした。なぜ国は深刻な健康被害に苦しむ人々を長年救済してこなかったのか・・・。

『「黒い雨」訴訟』小山美砂(集英社新書2022年)を読んだ。著者の小山美砂さんは毎日新聞記者。小山さんは被害者や「黒い雨」訴訟の取材を通じて、被ばく者切り捨ての実態を明らかにする。

被ばく者救済のあり方を問う「黒い雨」訴訟が本書の大半を占めている。不合理な「科学的な根拠」を盾に被ばく者拡大に歯止めをかけようとする国の思惑。裁判はどうなるのか・・・。ハラハラ、ドキドキしながら新書本を読むことって今までにあっただろうか。

一審。2020年7月29日、広島地裁の判決。国の主張をことごとく退ける判決文に感涙。控訴審。2021年7月14日、広島高裁の判決。一審に続き、原告全面勝訴。「判決には科学的な知見がない」として上告する意向を堅持する厚労省幹部。

**「病気は原爆のせいじゃ、と思わんようにしよう、もうはよ死んだ方がいい・・・と思って生きてきた。けど、やっと認められるかもしれない。ようやく夢が見られます」**(233頁)相次ぐ病のために訴訟参加を諦めたという女性のことばに泣いた。

**今回の判決には、原子爆弾の健康影響に関する過去の裁判例と整合しない点があるなど、重大な法律上の問題点があり、政府としては本来であれば受け入れ難いものです。とりわけ、「黒い雨」や飲食物の摂取による内部被曝の健康影響を、科学的な線量推計によらず、広く認めるべきとした点については、これまでの被爆者援護制度の考え方と相容れないものであり、政府としては容認できるものではありません。**(237頁)

上掲したのは本書に掲載されている上告期限直前の菅首相の上告しない旨の談話(2021年7月27日)。急転直下の政治的判断。この談話は更に次の様に続く(以下、NHK政治マガジンから)。

**以上の考えの下、政府としては、本談話をもってこの判決の問題点についての立場を明らかにした上で、上告は行わないこととし、84名の原告の皆様に被爆者健康手帳を速やかに発行することといたします。また、84名の原告の皆様と同じような事情にあった方々については、訴訟への参加・不参加にかかわらず、認定し救済できるよう、早急に対応を検討します。

原子爆弾の投下から76年が経過しようとする今でも、多くの方々がその健康被害に苦しんでおられる現状に思いを致しながら、被爆者の皆様に寄り添った支援を行ってまいります。そして、再びこのような惨禍が繰り返されることのないよう、世界唯一の戦争被爆国として、核兵器の廃絶と世界の恒久平和を全世界に訴えてまいります。** 談話の印象が変わると思われるので掲載することにした。

小山さんは「黒い雨」と福島第一原発の事故との類似性を指摘している。ぼくは更にコロナワクチン接種による健康被害への国の対応も変わっていないのではないか、と思う。「疑わしきは切り捨て」。

*****

しばらく前に読んだ『黒い海 船は突然、深海へ消えた』の著者・伊澤理江さんは最後に**取材の道のりは長いが、望みは捨てていない。**(298頁)と書いた。本書の著者・小山美砂さんは**本書の執筆を終え、ほっとするよりも「書き続けなければ」との思いを強くしている。**(248頁)と書いている。ふたりのジャーナリストの気概に拍手!

「新しい戦前」(*1)が始まっている・・・。



井伏鱒二の『黒い雨』には原爆が投下された広島の惨状が描写されている。


*1 タモリが「徹子の部屋」で黒柳徹子さんの「来年はどんな年になりますかね」との問いに答えて使ったことば。ぼくはこの番組を見ていた。


「火の見櫓は残った」

2023-04-25 | A 火の見櫓っておもしろい

 長野県朝日村の旧役場庁舎が解体されること、それに伴って庁舎前に立っている火の見櫓も解体撤去されることを聞いていた。


「古い建物のない街は思い出のない人間と同じだ」という東山魁夷のことばがある。村の戦前からの記憶を留める役場庁舎が解体されることは残念ではあるが、住民アンケートの結果だから仕方ない。耐震改修や修繕に多額の費用がかかるし、後利用の妙案もなかったようだ。庁舎北側の居住環境も良くなかっただろう。

せめて火の見櫓を残すことはできないものだろうか・・・。旧庁舎の跡地は防災広場として整備する計画だということも耳にしていた。火の見櫓は防災広場に相応しい。

願いが叶って火の見櫓の上部、見張り台から屋根までが遺されることになった。 


現在、庁舎跡地を防災広場に整備する工事が行われている。数日前に様子を見たが、火の見櫓の上部が以前立っていたのとほぼ同じ場所に設置されていた。






工事完了後に改めて観察したい。

過去ログ


 


なぜこのような状態で?

2023-04-24 | A 火の見櫓っておもしろい


(再)塩尻市洗馬元町 3柱6〇型ショートアーチ脚 2017.12.16


 3月31日に①の火の見櫓が②のような中途半端な解体状態で残されているのを見た。解体工事に要する時間は通常2,3時間だから、解体途中でこのように残したことには何か事情があったのだろう、と思った。改めて別の日に残りを解体するとなると、費用が嵩む。


今日(24日)所用で通りかかったので様子を見ると3月末と変わらない状態だった(③)。撤去しないで、残すということだろうか。この状態で? 何のために・・・。


機会があれば近所の人に訊いてみよう。


 


火の見櫓2,000稿

2023-04-24 | A 火の見櫓っておもしろい

 2010年5月に火の見櫓めぐりを始めたのと同時にその時既に始めていたブログへの掲載も始めた(過去ログ)。稿を重ねて本稿がちょうど2,000稿目となった。我ながら毎回同じようなことを飽きもせずに書き続けてきたものだと思う。毎日一定人数の方が閲覧して下さっていることが励みになって続けることができている。閲覧者の皆さんに改めて感謝申し上げます。「ありがとうございます」

さて、記念すべき2,000稿目は長野県朝日村の火の見櫓と桜のコラボ。




桜の種類は分からないがたぶん遅咲きの桜だろう。加えて川沿いであることから気温が低く、開花が遅れるということもあると思う。で、今が見ごろ。過去ログを調べると5月の連休明けに撮影した年もある。インスタとFBにもこの写真を載せて、毎年恒例の花咲か爺さん全国縦断ツアーのコースから外れていたようだ、と書いた。




(―)長野県朝日村針尾 3柱66型ショートアーチ脚 (この全形写真と脚部の写真のみ2023.04.21に撮影、他の写真は04.24に撮影した)


見張り台から屋根までが高く、普通は屋根直下に設置する半鐘を屋根から離れたところに水平部材を架け、その位置に設置している。これは珍しい。


消防団詰所の2階の窓から火の見櫓に登ることができるようにブリッジで繋いでいる。まちなかの「つなぐ」というカテゴリーをつくってから、「つなぐ」を意識するようになった。





予備知識 要不要

2023-04-23 | A あれこれ

 毎週日曜日の朝9時からEテレで放送される「日曜美術館」を今日(23日)随分久しぶりに見た。「集合!明治以降の重要文化財 一度は見たことのある傑作の秘められた物語」を新聞のテレビ欄で目にして、東京国立近代美術館で現在開催中(会期:3月17日~5月14日)の「重要文化財の秘密」が取り上げられることが分かった。

*****

さて、芸術鑑賞の際の予備知識の要不要について。

ただ作品の前に立って、自身の美的感性で鑑賞すればよい。美術鑑賞に予備知識は不要、まっさらな状態で鑑賞することが望ましいと言われることもある。反対に予備知識は必要で、知識があるからこそ、味わえることがある、予備知識はノイズにはならないと言われることもある。

どっちだろう・・・。判じかねる。常に必要、常に不要ということではなく、知識(情報)の内容にもよるとしか言いようがない。ただ作品そのものの直接的な解説は不要だ。


「鮭」高橋由一

番組で取り上げられた「鮭」は1967年に油絵で初めて重要文化財に指定されたとのこと。この知識を得て改めて見ると作者・高橋由一のチャレンジ精神が発揮されて描かれていると感じる。美術の教科書には必ず載っているから、知っていたけれど、もう少し大きな作品かと思っていた。質感がよく表現されていた。この鮭を描こうという美的感性が凄いと思う。

番組を見て、「そうだったのか、知らなかったなぁ」は次の2作品について。


「裸体美人」萬鉄五郎

実物を鑑賞して一番印象に残った作品。ぼくが好きなマチスの描法とよく似ているなぁ、と前から思っていた。番組の中でフォーヴィスムという美術用語が出てきたが、マチスはその代表の一人と評される画家。この作品の解説にフォーヴィスムという用語が使われたのだが、ぼくの直感は合っていた、ということになるだろう。鑑賞前にこのような知識をもっていれば当然それを前提に鑑賞することになっただろう。どっちが良かったのか、分からない。

ぼくが番組で初めて知って驚いたことは、萬鉄五郎を指導したのが黒田清輝だったということ。東京芸術学校の卒業制作だったというこの「裸体美人」を見た黒田清輝がとまどったというのも頷ける。黒田清輝といえば「湖畔」。両作品は全く作風が違う。


「湖畔」黒田清輝

「裸体美人」は萬鉄五郎の心の深いところにある美的感性というフィルターをきっちり透過した結果として生まれた作品という印象で、そのことがぼくを強く惹きつけている。予めふたりの関係を知っていたら、もっと興味深く両作品を見比べたと思う。番組では黒田清輝が描いた女性の裸体の作品が紹介されたが、「湖畔」同様リアルな絵だった。その絵を意識して萬は反骨的な気持で「裸体美人」を描いたことがよく分かり、おもしろかった。


※ 展示作品の過半が撮影可だったので、上掲作品の他に岸田劉生の「麗子微笑」と高村光雲の彫刻「老猿」を撮影した。


202枚目

2023-04-23 | C 名刺 今日の1枚


202枚目 

 安曇野市豊科近代美術館で開催されている「あづみの写真交流展 十人十色」(会期は4月23日まで)に出かけて、写真家の皆さんの作品を鑑賞した。「わたしだけの視点」で撮られた写真はとても新鮮で、私の感性(多少はあると思っている)は大いに刺激された。

樋熊フサ子さんの枯れ葉や木の実を使った女性の顔の造形はとても都会的でおしゃれ。魅せられた。

樋熊さんが会場に置いていた50枚の名刺は無くなってしまったとのこと。で、わざわざ会場外のどこからか持ってきていただいた。名刺交換で私がお渡しした名刺は202枚目だった。

ブログに掲載することを了承していただき、展示作品の前でパチリ。擬音語としてはパシャ、かな。