信濃毎日新聞131128付朝刊27面
■ 作家・辻邦生の軽井沢の山荘が来年から一般公開の予定 という記事が載った(写真)。記事に**木造2階建て延べ約110平方メートルの山荘は、夫妻同士で親交があった建築家磯崎新さんの設計で、1976(昭和51)年に建築。斜面を利用し、屋根から樹木が突き出ている。(後略)**とある。
外観写真をよく見ると確かに樹木が2本屋根から突き出ている。藤森照信さんなら分かるが、磯崎新さんが屋根から樹木を突き出すような設計をしていたなんて・・・。
既存樹木の伐採を制限する町の条例があるのかもしれない、辻さんが強く希望したのかもしれない。意外にも磯崎さんが提案したのかもしれない。
山荘は軽井沢高原文庫が遺族から寄贈を受けたという。補習工事をして来年から公開する予定だそうで、書斎には蔵書や書きかけの原稿がそのまま保存されているそうだ。
山荘そのものにも興味があるし、書斎の様子にも興味がある。公開されたら是非見学に行きたい。