透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

「あ、火の見櫓!」が信越放送で紹介された

2021-01-20 | H 「あ、火の見櫓!」


取材の日(2021.01.11)、最初に出合った火の見櫓(辰野町小野)撮影日2018.08.19

 信越放送(SBC)の平日午後の帯番組「ずくだせテレビ」、一昨日(18日)の特集は信州のローカル本だった。昨秋上梓した『あ、火の見櫓!』が取り上げられた。

著者の私がSBCの北川原アナウンサーと共に上伊那郡辰野町の火の見櫓を巡るという構成。

火の見櫓について全く何も知らないという北川原アナ、視聴者も同様だろう。技術用語は一般の人にはなじみがないので、交叉ブレースをバッテン、ブレースの交叉部にあるリング式ターンバックルを両手でハートではなく輪をつくりながら輪っか、というように説明した。


辰野町横川の火の見櫓は脚がないタイプ。脚の有無については、自分の体を使って説明した。

番組を見た知人・友人からメールなどで以下の感想が届いた。

・とっても分かりやすく説明できてたよ。とっても良かった!
・見たよ 上手くまとまってたね。
・話し方が分かりやすく 温かみがあって ステキな人ですね と大方の人の感想でした。
・あの方(*1)絶対に火の見女子になりますよ。
・ヤグラツアーみたいですね! 旅番組のようで、定期的にやって欲しいです。
・やっぱりヤグラは良いですね。
・わかりやすくまとめられていたと思う。


キーワード:火の見ヤグラー 大町市美麻の木造の火の見櫓 蕨手 やぐら女子 火の見櫓センサー 地域愛 技術の継承・文化的な遺産

*1同行の北川原アナ 


今までに何回かラジオやテレビの番組に出演する機会があった。以下それらの記録

① 2014年 3月20日 FMまつもと 夕暮れ城下町   
② 2014年 5月27日 長野朝日放送 abnステーション 
③ 2016年11月22日   FM長野 ラジモ                          
④ 2016年11月29日   同上                
⑤ 2019年  7月  8日   長野放送 みんなの信州             
⑥ 2019年11月  4日 FMまつもと 夕暮れ城下町        
⑦ 2019年11月  6日 FM長野 ラジモ        
⑧ 2021年  1月18日 信越放送 ずくだせテレビ      


 新聞掲載の記録

① 2012年  9月18日 タウン情報(現MGプレス) 魅せられた2人の建築士が紹介 火の見やぐら
② 2014年  4月18日 信濃毎日新聞 われら「火の見ヤグラー」
③ 2019年  5月26日 中日新聞 奥深い魅力のとりこに 県内外の火の見やぐら巡り ブログで紹介
④ 2019年10月21日 MGプレス 「火の見ヤグラー」魅力まとめて本に
⑤ 2019年11月(月1回発行)旬 Syun! 魅せられた“火の見ヤグラー” の本刊行
⑥ 2019年11月16日 市民タイムス 火の見櫓の魅力1冊に
⑦ 2020年  8月13日 市民タイムス スケッチ「火の見櫓のある風景」(市民の広場 私の作品)
⑧ 2020年  8月23日 中日新聞 合理性追求 構造美しく 


身近にありながらあまり注目されてこなかった火の見櫓、興味を持つ人が増えたらいいな。   


お知らせとお礼2

2020-10-10 | H 「あ、火の見櫓!」


火の見櫓はKさんからのプレゼント 地図は火の見櫓巡りのために買い求めた。アナログ人間の私は紙の地図でないとだめ。

 昨年(2019年)の9月に出版した『あ、火の見櫓!』、この1年間、多くの方々に読んでいただきました(*1)。残部が写真の7冊と、「火の見櫓のある風景 スケッチ展」の会場で販売している3冊(10月10日現在)だけとなりました(*2)。手元の7冊は、今後の活動に必要になるので残しておきます。

 
*1  2019年10月18日(金)市民タイムス      11月15日(金)市民タイムス       

本を読んでいただきました皆様に改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。

本の出版が「新たな何か」に繋がればいいな、と思っていましたが、それが早くも「火の見櫓のある風景 スケッチ展」というかたちで実現しました。更に何かできないか、と現在模索中です。


*2 ご高齢の方が本を購入するために遠方からわざわざBELL WOOD COFFEE LABまでお越しいただいたそうです。  このことを知り、大変感激しました。          


入選確定

2020-09-25 | H 「あ、火の見櫓!」



 今日(25日)届いた封書には上掲の書類が同封されていた。日本自費出版文化賞に応募していた『あ、火の見櫓!』の入選が決まったという知らせだった。入賞することはできなかったが、結果に満足している。

11月28日に東京で開催予定だった表彰式の中止の知らせも。表彰式をしない代わりに、誌上表彰式となるような記念冊子を制作し、配布することしたと書類に記されている。どんな冊子か、楽しみにしていよう。


 


うれしい知らせが届いた

2020-07-24 | H 「あ、火の見櫓!」



 今日は朝から所用で外出していた。夕方自宅に帰ると郵便受けに封書が入っていた。何だろうと思うまでもなく、大きく中身が表示されていた。やった、これはうれしい知らせだ。



上掲の見出しの書類が同封されていた。NPO法人 日本自費出版ネットワーク事務局からのお知らせで、私が「日本自費出版文化賞」に応募していた『あ、火の見櫓!』が第一次審査、第二次審査を通過して、入選候補作品に選出されたとのこと。なお、私は小説部門、詩歌部門、研究・評論部門など7部門中、地域文化部門に応募していた。

9月に行われる最終選考会で「部門賞」各部門1点 「特別賞」各部門1点 「大賞」1点 が選考されるそうだ。三賞選出などは望むべくもない。この三賞に入らなかった入選候補作品は「入選」になるそうだ。これは今日のグッドニュースだ。


 


間違い探しクイズの答え

2020-05-29 | H 「あ、火の見櫓!」



 『あ、火の見櫓!』にこのセットの間違いを問うクイズを載せてあります(31頁)。簡単な間違い探しクイズですから、答えは載せませんでした。

東京都新宿区にある消防博物館のこのセットの間違いに帰宅してから写真を見て気がつき、電話をして知らせました(2012年7月)。2016年3月にふたたび博物館に出かけて、このセットを見ると、間違いを直してありました。 クイズの答えは下の写真で分かりますね。


 


「滅びゆくものへの賛歌」

2020-04-08 | H 「あ、火の見櫓!」





■ 安曇野在住の作家・永田浩幸さん(過去ログ)には『あ、火の見櫓!』(プラルト2019)を中日新聞の「旬」という月1回発行のタブロイド紙で紹介していただいた(2019.11)。

『安曇野文芸』は1998年に創刊された文芸誌で年2回、4月と10月に発行されている。この雑誌の最新号(2020年4月号)に永田さんの「滅びゆくものへの賛歌」と題した作品が掲載されている。この作品でも『あ、火の見櫓!』を取り上げていただいた。

「滅びゆくもの」と火の見櫓の現状をズバリ表現されると、もちろんその通りなのだが、現実を直視したくない者としては寂しい気持ちになるのも事実。

で、「賛歌」。「賛歌」と聞くと「雪山賛歌」という歌が浮かぶが、この賛歌とはほめたたえる気持ちを表す歌のこと。「滅びゆくものへの賛歌」、なるほど確かに。私の現在の火の見櫓に対する気持ちを的確に表現したタイトルだと思う。**次々と姿を消していくもの。だから愛おしい。**(75頁)

永田さんも本を読んでから火の見櫓が気になるようになったと書いておられる。発見した時は、なんだかうれしかったとも。

嬉しい。


 


カバンに本を入れて

2020-02-12 | H 「あ、火の見櫓!」


残部僅かとなった『あ、火の見櫓!』

 今日(12日)上京する。今日明日有給休暇を取った。

昼に学生時代の友人M君と会う約束をしている。彼と会うのはずいぶん久しぶりだ。前回会ってから15年くらい経つだろうか。

毎年年賀状を交換しているが、今年彼から届いた年賀状に火の見櫓の本を出したそうですね、とあった。今はすぐに情報が伝わる。カバンに本を入れていく。1冊進呈しようと思う。

あまり予告記事は書かない方がよいだろう。次稿に東京報告を書こう。


 


寄贈依頼

2020-02-08 | H 「あ、火の見櫓!」



 先日、長野市の図書館から電話があった。本の寄贈依頼だった。依頼されたことがありがたく、承知した旨伝えた。

スマートレターで1冊お送りした。今日(8日)、図書館から礼状が届いた。これで長野市の皆さんにも『あ、火の見櫓!』読んでいただくことができる。

蔵書登録されていて、既に予約が入っている。



あ、筑北村の図書館にも!

2020-02-08 | H 「あ、火の見櫓!」


東筑摩郡筑北村昭和町 JR坂北駅近く(再)撮影日2013.10.11



3本の柱で支える6角錘の屋根。柱の頂部を水平部材で繋いでできる3角形のフレーム、屋根の補強下地も3角形の水平フレーム。木造の屋根の構造もこんな風につくったら美しいだろうな。教科書的な架構ではなく、創意工夫した架構。





筑北村の図書館の蔵書にも『あ、火の見櫓!』が入っていることに昨日(7日)気がついた。ありがとうございました。


既に書店での販売は終了しているが、先日、平安堂あづみ野店の外商センターから連絡があり、ぜひ購入したいという方がおられると伺った。外商センターのTさんが私のところまでわざわざ本を受け取りに来てくださった。多くの方々に読んでいただき、本当に嬉しく思う。


お知らせとお礼

2020-02-02 | H 「あ、火の見櫓!」

 1月31日を以て平安堂あづみ野店と中島書店での『あ、火の見櫓!』の販売を終了いたしました。このことは両店に販売をお願いした際の約束でした。1日に200点、年7万点もの新刊が出ているそうですから、書店に並ぶ本が次から次へと変わっていくことは当然と言えば当然でしょう。

このような現状の中、私の本が「地域のベストセラー」に2か月続けて入るなどということは全く予期しないことで、驚きでした。私の本を読んでいただいた皆さんには感謝の言葉しかありません。本当にありがとうございました。

皆さんが火の見櫓を見かけたとき、「あ、火の見櫓!」と発するようになっていただけたら幸せです。

 
2019年10月18日(金)市民タイムス                   11月15日(金)市民タイムス


火の見櫓は機能的な役目を後継の防災行政無線に譲りつつありますが、地域のシンボル、コミュニティの象徴としての存在意義まで失ったわけではありません。

昨日(2月1日)の信濃毎日新聞に掲載された記事によると、藤森照信さん設計の茅野市宮川高部区の公民館では「地域の象徴となるように、火の見やぐらをしのばせる鐘付きの柱を建てる」ことになっているそうです。この記事を読んでとても嬉しく思いました。このことに関連して夢想していることがありますが、敢えて書かないでおきます。来年の5月にこのブログでお知らせ出来るかもしれません。

私の火の見櫓巡りはこれからも続きます。火の見櫓の広くて深い世界に出口はありません。


 


松本市図書館の蔵書に

2020-01-25 | H 「あ、火の見櫓!」

 松本市図書館の蔵書検索をして「あ、火の見櫓!」が入っていることが分かった。しかも貸出中になっている。うれしい。朝日村、塩尻市、安曇野市の図書館、それから県立長野図書館の蔵書にも加えていただいている。


松本市の図書館の表示の右端を見ると郷土資料となっている。県立長野図書館でも郷土資料として永く保存すると職員の方から伺っている。

本をつくっている時、郷土資料になるということは意識していなかった。でも、今や絶滅危惧種となってしまった火の見櫓の記録としての価値があると評価していただいたのなら、望外の喜びだ。 

図書館の本は何人もの人たちに読んでいただくことができる。

皆さん、ありがとうございます。


 


永く保存していただけるとのこと

2020-01-21 | H 「あ、火の見櫓!」

 国立国会図書館に『あ、火の見櫓!』を納入した(2020.01.08)。郵送されてきた受領書に、**御寄贈いただきました刊行物は、広く公共の利用に供するとともに、国民共有の文化的資産として永く保存してまいりたいと存じますので、今後ともよろしくお願いいたします。**とあった。


 個人からの購入申し込みではないから、ここに書いても差し支えないと思う。

先日、県立長野図書館から『あ、火の見櫓!』の購入申し込みがあり、スマートレターで2冊送った。今日(21日)担当者から受け取った旨、電話連絡があった。郷土資料として永く保存するために、閲覧のみで貸出はしないと聞いた。


『あ、火の見櫓!』が国立国会図書館と県立長野図書館で永く保存される。 全く予期しないこと、嬉しい。

本を読んでいただいた多くの方々に改めて感謝します。ありがとうございます。


びっくり!

2020-01-16 | H 「あ、火の見櫓!」



 塩尻市職員のいとこのすすめで塩尻市立図書館(えんぱーく)に自費出版した『あ、火の見櫓!』を進呈させていただこうと思っていた。念のために調べてみると、既に蔵書になっていた。うれしい。

もしかして、もしかして。安曇野市図書館を調べてみると・・・。やはり蔵書に。びっくり。

ありがとうございます。


お知らせとお礼

2020-01-13 | H 「あ、火の見櫓!」



本日(13日)本稿での購入申し込みの受付を終了させていたたきました。 

288冊が私の手元を離れていき、残部17冊となりました(1月13日現在)。昨年の9月末に
自宅に305冊納入された時は、もちろんうれしかったですが、それと同時に不安にも駆られました。こんなにたくさんの本を読んでもらえるものだろうか・・・。不安は杞憂に終わりました。

読んでいただいた皆さんからは分かりやすくておもしろいという、望外のことばをいただきました。ここで改めて感謝します。皆さんありがとうございました。


次の書店等では引き続き扱っていただいていますが、各店とも残部僅かです。

平安堂あづみ野店(安曇野IC前 スワンガーデン安曇野内)
中島書店(塩尻市高原通り)
想雲堂(松本市内 ホテル花月の向かい)
カフェ 風のいろ(池田町)