■ 3月も今日で終わり。で、今月のブックレビュー、読了本は5冊。
『和の思想』とはサブタイトルの「異質のものを共存させる力」だと著者は説く。なるほどな視点。仏教の共生(ともいき)にも通じるか・・・。
『ソラリスの陽のもとに』知的生命体の海という未知との遭遇。
『永すぎた春』「春」がタイトルに付く小説ということで再読。三島由紀夫にしては俗っぽいという印象は読者がそうだから・・・?『春の雪』の再読は無理かな。
『タタド』小池昌代 この小説を味わう感性、中年オジサンには既に無し・・・。
『人間の建設』日本を代表する知性の対談。でも、なぜ今文庫化?
おっと『国土学再考 「公」と新・日本人論』が抜けていた。この1冊を加えて3月は6冊。