『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

『阿吽』

2009年06月24日 | Weblog
この間のライブ。
緩々のトークでリラックスしていたせいもあって、相方と僕は
いつに無く冗舌だった。
取った音源を聴き直してみても、なかなか面白い。

相方と出会ったのが35年前。
その当時は何とインストロメンタルのトリオで、僕の同級生がハモンド、
僕がベースを弾き、相方はギターだった。
有名な劇団と言うか、演劇集団「円」の研修生の卒業公演で音楽を担当した。
演出を担当したのが、「マクベス」などに出演されていた大谷朗さん。
その当時では珍しい、劇に合わせて生演奏をするというスタイル。
当然、劇団の稽古に一ヶ月程度付き合って大変だったが、
僕は就職もせずに今で言うフリーター。相方は大学生だった。

その後5人組で始めた初代「Cynthia」。これは短命だった。
そして3人のスタイルでコンテストに出るようになった。
3人のスタイルもメンバーが転勤になり、ほぼ解散状態。
それでも相方と僕は、音楽を続けて今の「Charlie & UG」が出来た。

二人で西銀座デパートにあったHITACHIのサテライトステージ「LO-Dプラザ」に
2度ほど出演したり、成城学園のレストランで弾き語りをやっていた時期もあった。
この頃は、週末というと相方の家に昼過ぎから夜遅くまで居て
晩飯をご馳走になっての練習三昧。曲も作りながらとにかくレパートリーを
増やす事に邁進していた。

その頃の蓄積が今頃になって効いて来ている。
それがこの間の日記に書いた『阿吽』の部分。
音源を聴いてみると、僕のミスを相方が上手くカバーしているし
逆に僕が相方をカバーするシーンが何箇所かあった。
まぁ、これは二人にしか判らない部分が多いんだけれどね。

突然リクエストされたカバー曲『EveryWoman』では、最後の部分のブレイクは
打ち合わせではなく、何となく感じて入れた。
「来そうだなぁ・・・」って感じで、それがピッタリ来るからおかしい。
意思の疎通が無いと出来ない、そういったちょっとしたプレイは多分、
相方としか出来ない気がします。

トークの中で二人でやるようになって何年?なんて話題になって。
「Charlie & UG」は、来年で丁度結成30年になります。
30年かぁ・・・・ジジイになったなぁ。
この間、コンサートやライブが有るたびに僕の女性問題も随分有ったなぁ・・・・
惚れっぽいと言うか、すぐに好きな人が出来ちゃった。
相方には「またかよ・・・」なんて、呆れられていました。

肝心の音楽は、全然上手くなっていないしなぁ・・・・

この数年で変ったのは、僕が図々しくギターを弾くようになった事。
それと、自信を持って歌うようになった事かな?
唄に関しては相方も、アルマナックハウスのマスターも認めてくれている。
ただね、聴いていて「相変わらず下手糞だな」って、つくづく思います。
ギターも練習どおり弾けた例がない。本当に下手糞です。

でも、先日の演奏は良い意味で一皮剥けた感じで、二人の音楽には
まだまだ少し伸びシロが有る気がしました。
また、新曲が出来たので次の練習までに完成させておかなくちゃ!
上手い下手はともかく、今は相方との音楽が「最高に楽しい」と言っても
過言では無いでしょう。
コメント
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