冗談みたいな、本当の話・・・・

今日は早く帰宅しようと思っていたけど、仕事で思わぬ誤算。
機械系の設計者から、電界計算という絶縁設計の相談を受けて
僕が機械系の図面を元に、絶縁シミュレーションをする事になった。

というのも、以前から相談を受けていて図面をくれと言っていたのに
ずっと放ったらかしにしていた案件。
これをやるには、機械系の設計者がシミュレーションしたい場所の
図面をくれないと出来ないので、ずっと待っていたのだけれど、
期限が迫って、結果を報告する事になったらしい。

このシミュレーション、機械系のCADで図面で余計な部分を
切り取るなどの加工をしてからじゃないと出来ないのだが、
機械系の設計者が、まず自分でやろうとしないでいて図面だけ渡してきた。
元々、僕がやっている電源の絶縁シミュレーションをやらせようと
隣の席の女の子に、機械系CADを覚えさせて、その次に電界計算の
オペレーションの講習を受けさせたので、いいトレーニングになると
引き受けたのは良いのだけれど、シミュレーションをやって
予想通りの結果を得て、その解説をしているうちに
『こんな部分は無いんですけど・・・』と言われ、僕は愕然とした。
それで調べてみると何と、機械系設計者から貰った、
元の図面がおかしい事に気が付いた。

機械系の設計者自身、その間違いに気が付いていなかったらしい。
しかし『こんな部分は無いんですけど・・・』という無責任な言い方。
まるで、僕が図面をキチンと読まなかったかのような言い方だったのです。
それで、僕はカチンと来た。
仕事の内容を理解していない上に、他人に預けたら
それでやってもらえると思って、安心してしまう甘い考え。
僕は『こんな基本的な事も出来ずに、よく設計をやってるなぁ』
と、毒舌を吐く。
そんな事を言われても、言い訳しか言わない設計者の上司。
ふざけるんじゃないよ！

でも、結局頼まれて引き受けた仕事を意地で終わらせて・・・・
帰宅が11時過ぎ・・・・
当の設計者は、自分では何も出来ないので一足先に帰宅。
冗談みたいな、本当の話・・・・

くそぉ・・・
適当にやって、放り投げられる性格の奴が羨ましい。