今日は出荷記念パーティーがあった。
新しい装置であるJASM-6200という装置の一号機出荷の記念。
http://www.jeol.co.jp/products/product/jasm-6200/index.htm
この装置、僕の居る子会社で開発したものなんだけれど凄いんです。
何が凄いかって言うと、顕微鏡の常識を破ったから。
その特徴の一つが、顕微鏡を逆さまにした形。
通常の顕微鏡は上から電子ビームを当てるのに、
この装置は下図のように下から当てる。
電子顕微鏡って云うのは、見たい試料を真空の中に入れて観察する。
真空にしないと、気体の分子に邪魔されて電子線が分子に当たって
試料にキチンと当たらないから高分解能は期待できない。
いわば霧の中で光を当てているようなものなのです。
光学顕微鏡の良さは、試料を大気中に置いて観察できるので
いまだに生物系の研究では光学顕微鏡は主流なのです。
ところが、今回開発した装置は大気中に試料を置いて観察できる。
その上、試料が化学反応とかで変化している様子が動画のように観察できる。
この間発表された研究は、がん細胞のたんぱく質を観察したもの。
このデモを見て、この装置の可能性を感じました。
そして、これが世界で唯一の装置である事。
何でも一番が好きな僕は、この装置の開発部署に居る事がうれしい。
自分は開発には関われなかったけれど、今はその開発部署のリーダーになって居る。
人の褌なんだけれど、それでも何か嬉しいのですよ。
この装置、研究開発の世界で活躍してくれないかなぁ・・・・・
今まで色々やってきたけれど、こんなに将来を期待して
世の中に装置を送り出すのは初めてのこと。
これが売れてくれたら、会社も少し上向きになるし、若い連中も
次の装置開発に力が入るんじゃないか?って、爺臭い事を考えちゃったり・・・・
興味がある方は、上記のURLから是非、覗いてみてください。
新しい装置であるJASM-6200という装置の一号機出荷の記念。
http://www.jeol.co.jp/products/product/jasm-6200/index.htm
この装置、僕の居る子会社で開発したものなんだけれど凄いんです。
何が凄いかって言うと、顕微鏡の常識を破ったから。
その特徴の一つが、顕微鏡を逆さまにした形。
通常の顕微鏡は上から電子ビームを当てるのに、
この装置は下図のように下から当てる。
電子顕微鏡って云うのは、見たい試料を真空の中に入れて観察する。
真空にしないと、気体の分子に邪魔されて電子線が分子に当たって
試料にキチンと当たらないから高分解能は期待できない。
いわば霧の中で光を当てているようなものなのです。
光学顕微鏡の良さは、試料を大気中に置いて観察できるので
いまだに生物系の研究では光学顕微鏡は主流なのです。
ところが、今回開発した装置は大気中に試料を置いて観察できる。
その上、試料が化学反応とかで変化している様子が動画のように観察できる。
この間発表された研究は、がん細胞のたんぱく質を観察したもの。
このデモを見て、この装置の可能性を感じました。
そして、これが世界で唯一の装置である事。
何でも一番が好きな僕は、この装置の開発部署に居る事がうれしい。
自分は開発には関われなかったけれど、今はその開発部署のリーダーになって居る。
人の褌なんだけれど、それでも何か嬉しいのですよ。
この装置、研究開発の世界で活躍してくれないかなぁ・・・・・
今まで色々やってきたけれど、こんなに将来を期待して
世の中に装置を送り出すのは初めてのこと。
これが売れてくれたら、会社も少し上向きになるし、若い連中も
次の装置開発に力が入るんじゃないか?って、爺臭い事を考えちゃったり・・・・
興味がある方は、上記のURLから是非、覗いてみてください。