『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

右脳と左脳・・・『もしかして天才?』

2010年12月23日 | Weblog
我家の長女は、ちょっと変わっている。
小学校4年生くらいまで背が小さくて、好き嫌いが多いとか、
色々他の子供と、ちょっと違う面があると今の子は容赦なく
仲間はずれにするから、友達がうまく作れなくて
いわゆる虐めまで行かないまでも卒業するまで、
一人ぽっちの学校生活を過ごしていた。
それでもカウンセラーの先生に励まされて、学校は無欠席。
長女の凄いところは、虐めに遭っても喧嘩が出来たこと。
それと、仲間外れになって精神的にタフだったことかな?

ところが最近、我家では長女を『変人』と思い始めた。
夜中までずっとゲームをやっていて、着替えもせずに床に寝て
朝になって、シャワーではなく『朝風呂』に入ってから学校へ行く。
成績こそ悪いが、テレビのクイズ番組での答えを簡単に答えたり。
嫁さんと二人で『なんで、こんなことが判るんだろう?』
と不思議に思うほど、脳みその構造が違うとしか思えない

こんな話を姉貴にしたら、『もしかして天才かも?』と言って
姉貴が研究している事のプレゼンテーション用の資料を見せてくれた。
左脳型人間と右脳型人間の研究らしい。
人間が生まれてから8歳ぐらいまでは右脳で行動するらしい。
「本能」「直感」で行動するから、「規則」や「秩序」と言う概念がない。
年齢が進むにつれ、右脳の働きが急激に衰えて、人間は左脳で
物事を捉え、判断して行動するようになり、9歳ごろには殆ど右脳は使わなくなる。
これがいわゆる大人になって行くことらしいが、
俗に言う『天才』はこの右脳の衰えが少なく、大人になっても
子供の頃の右脳の水準を維持したまま、左脳と使い分けて行くらしい。

『天才』と言われたアインシュタインやエジソンなどは典型的な右脳型。
右脳型の特徴は、世間で言う「普通」の生活に対して、全く無関心で
独自の基準と判断によって行動するらしい。
要は『常識』という枠で物事を思考しないことが出来るらしい。
長女の生活を見ていて、姉貴はこの『天才』型だと言っている。

言われてみれば、勘というものが凄く良い。
音楽は一回で殆ど暗譜してしまうし、クイズ番組の答えも恐ろしいほど勘が働く。
僕らに見えない形が見えたり、脳みそがどうなっているのか?
本当に普通の脳みその作りじゃない気がして居る。

かと言って、勉強というかテストなどは全く勉強しないから点数が悪い。
その割に、興味を持ったものは物凄い集中力を見せる。
ゲームなどは、取扱説明書をじっくり読んでまずは使い方を覚えるから
攻略が恐ろしく早いし、格闘ゲームも男の子が勝てないほど強いのだ。

学校から帰ると、御飯を食べてゲームをするか、
毛布をかぶって寝るか?の毎日。
朝まで床で寝ていて、おもむろに起きて来て風呂に入る。
普通の子なら学校へ行く前のシャワー程度なんだろうけれど
長女の場合は、しっかり30分以上かけて『朝風呂』に入ってから
学校の支度をして出て行く。

この子には「常識」とか「普通は・・・」なんて言葉は通用しない。
あくまで自分が思うように行動する。
他人に迷惑をかけると言う基準が違うから家族には迷惑をかけていないと言う。
確かに、皆と時間が合わないだけで迷惑・・・と言うのは不適切な気もして来た。

姉貴が「普通の枠に入れないで居た方が大物になりそう」と言う。
うーん、確かに普通じゃないからそういう可能性も有るのかな?
昔から『馬鹿』と『天才』は紙一重って言うしなぁ・・・・

姉貴はいまだにこんな研究をしてるんだなぁ・・・・
かつて体育学部に居て、卒業論文のテーマが
『美しいフォームから素晴らしい記録が生まれる』という名の
『スポーツ美学』を唱えたんだけれど、40年前の大学では
一笑にふされたそうだが、その後そういうジャンルが出てきたり
その当時の教授に先を見る目がなかったんだって思ったり・・・・
相変わらず、姉貴は『秀才』ぶりを見せてくれている。
コメント
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