人の繋がり

今週は叔母の葬儀があって、色々と考えることがあった。
叔母はオヤジの妹で、歳が14歳離れている。
お袋と知り合った頃にはまだ小学生で、結婚した時は15歳だったそうだ。
当然、兄貴との年齢差は叔母と言うよりお姉ちゃん。
オヤジの家は、両親が早くに亡くなって、オヤジが兄弟の面倒を見て
学校も行かせながら生活してきたらしい。

お袋との結婚当時、叔母はオヤジに面倒を見てもらいながら我家に住んでいたわけで
僕とでさえ20歳しか離れていないから、僕の弟が生まれた時は
叔母が僕の面倒を見ることが多かったせいで、叔母は僕を可愛がり
亡くなる寸前まで僕の事を気にしていてくれたそうだ。

叔母が亡くなって、叔母の一人娘が取り残されたが、
この子が2歳の頃に僕が面倒を見ていた事もあって
僕にとっては、他の従姉妹とは別の意味で可愛い子だった。
そして、今度は本当の妹のような感情が湧いてきて、
一人で大丈夫かな？とか、妙に気になっている。

人の繋がりって、本当に不思議。
巡り巡って、また元に戻って来るような感じ。
お袋の姉に当たる伯母が亡くなった時も、
それがきっかけで誘われていた劇団に加わる事になったし・・・・・。
運命の糸って言うのかな？
何だか人の繋がりって言うのは、いつの日か
帰るべきところに行き着くような気がする。