『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

『ウルせぇ』って、言っちゃいそうな自分が怖い・・・・・

2010年12月27日 | Weblog
今日はどう怒りを抑えたら良いのか?
そんな状況に陥って、夜10時半まで仕事。
本当は隣に座っている女の子が、組合で活動している関係で
組合の仕事納め(旗閉い)に呼ばれて、時間を空けておいたのに・・・・・

事の起こりは機械系の部品の不具合。
電子顕微鏡で使う磁場コイルを作り直したら抵抗値が変っちゃった。
それも長い時間の間にいつの間にか・・・・
使ってみたら、思うように画面が操作できないので設計に問い合わせが来た。
で、調べてみたら抵抗値が変っていたというわけ。
抵抗値が変った事をとやかく言うつもりは無い。
問題は、いつの間にか抵抗値が変わっていた事に無関心だったこと。

僕らが物を設計したら、必ずそれを実現するための部品製作会社がある。
そこへ物作りさせる時には、要求事項を書いた「仕様書」と言うものを作る。
要は、どんなものを作るのか?具体的に記載したもの。
料理で言えば、材料の指定から調理方法を細かく指定したもの。
こうすれば良し悪しは別として、同じものが何個でも作れるからね。

で、問題のものはこれを知らずに設計者が物を作らせていたという事。
設計じゃなく「コピー&ペースト」で物を作ってきた人間には
「仕様書」なるものが、どんな内容で書いてあるものなのかも解っていない。
それでも、これまで上手くやってきたのは少しずつ狂ったものを
製造現場で少しずつ調整して、誤差範囲に入るようにして来たから。
理論的にきちんとした物を作っておけば、こんなことは起きないのに。

これだけなら、まだ許せる。
今日は3時から次期装置の外部デザイナーによるレビューがあって
出席していたのだけれど、会議中に突然社長から別の会議室へ呼び出された。
で、今の話の「トラブルはどうなった?」って訊かれて、
後で調べますって言ったら、
「あと二日しかないので対応を今日中に決めろ」
って言われて、
「社長、これ・・・機械系の問題で電気じゃないんですが・・・・」
と言っても、聞く耳持たず。
仕方が無く、何故か僕が機械系と物理屋さんや部品手配部署を呼んで
問題の起きた経緯などを聞いて、今後の対策を検討する。
でもね、これ・・・・俺じゃないのよ。
機械系の仕事のやり方が悪いからなのに、なんで俺が・・・・・

そうは言っても実際に「仕様書」をキチンと作ってこなかった仕事のやり方が
余りにもお粗末で、そういう事を当たり前にやってきた僕に
仕事のやり方を教えろっていう事なんだけれど・・・・・

何だかさ、他人のミスで怒られるのって不愉快だよな。
自分の部下のミスなら、納得できるけれど他部署、
それも他部門の事で怒られて、対応策に僕が奔走して居る間に
当事者はさっさと帰ってしまうなんて、怒りが治まらないよ。
それで仕事が終わった後に組合の事務所にとりあえず顔を出して
時は既に11時。ちょっと一杯やって、急いで帰ったよ。

今年は使えない奴らに振り回されたって18日の日記に書いた通り
明日の最終日まで、社長が気にしてグチャグチャ言って来そうだなぁ・・・・
『ウルせぇ』って、言っちゃいそうな自分が怖い。
コメント
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