『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

「ゆとり教育」の弊害?

2010年12月01日 | Weblog
先週の木曜日に叔母が亡くなって、斎場の関係で葬儀が終わったのが火曜日。
この6日間、木曜日に休んで金曜日は出勤、月曜日の午後から休んで
実質はそんなに長期の休暇を取った訳じゃないのだけれども、
身内の葬儀は久しぶりで、なおかつ凄く大事な人だっただけに
精神的な部分で、いつもと違ったのかな?
今日は会社に出て、なんだか夏休みや正月休みの後みたいに
長い間休んでいたような感覚になっていた。

まずは自分の部署の打ち合わせをやったんだけど、休んでいる間の
進捗状況や、トラブル対応の様子を説明させたんだけど
話を聞いていると、どうにも対応が気に入らない。

回路が上手く動かないので、抵抗値を変えたら上手く動いた・・・・
と言う話をされて、それだとICの定格ギリギリの電流を流すので
壊れる可能性があるんじゃないか?って、質問したら
それなら電流が少なくても動作するICに変更すればOKと言うんだけど
じゃあ、今までの装置は何故動いたんだ?って訊くと、
トラブルが起きた装置は電源のノイズが大きいから・・・・と言う。

じゃぁ、電源は仕様に入っていないのか?
と、質問すると仕様の範囲内だという。
なんだかおかしいな・・・・って感じて、そのトラブルに関わる回路を
全部見てみたら、計算上は動いてもノイズに対するマージンが全く無い場所が
一箇所だけ有って、
その部分がおかしかったら、起きているトラブルが説明できるんじゃないか?
って、僕が意見を言ったら、皆がその部分がおかしい可能性が高いって、
会議の中で結論が出た。

それで若手に実際の装置に改造を入れさせて確認させたら、
案の定その部分の変更後は、誤動作は治まった。
こんな具合で、相変わらず皆は理屈通りに動いているのかという
検証をきちんとしないで、安易に変更する癖が全然直っていない。

僕が今の部署の面倒を見るようになって、こんな感じの事が減ったとは言え
まだまだ意識が甘いなって、ちょっとガックリした。
僕が凄いんじゃなくて、普通にやっているだけなのに、
若い連中が当たり前にそれをやらないから、僕はずっとイライラして居る。

久しぶりに会社に出て思ったのは、こんな事をやってばかりだから
一向にレベルが上がらないのだな・・・・・っていう事。
僕らが若い頃と、一体何が違ってるんだろう?・・・・・教育なのかな?
そうじゃない、意識の問題なんだろうと思うのだけれどね。
その意識を持てない人を作った教育が「ゆとり教育」の弊害なんだろうか?
ずっと前から、何だか凄く大きなものにぶち当たってる気がして居るんだよなぁ・・・・
コメント
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