今日は恒例の『ハゲを増す会』
メンバーは9人中6人。一人は既にクビが決まってるけど
他の二人は部署の忘年会みたい。
『テーブル男』は、同じビルの地下で飲んでるらしいけど・・・(笑)
元々、組合役員の同期だった6人で始まったこの会も
早いもので10年。
この間に『ハゲ』こと、Iが一人だけ組合に残り、この秋に
ついに委員長に就任した。
そういう予感がしたから、いつしか我々の会合は『33期同期会』から、
頭の髪がが薄くなって行くIが委員長になるまで陰で支える会になり、
『Iを励ます会』となり、面倒なので『ハゲを増す会』になった。
更に経営の直属部署に居たHや、元書記長で一番の切れ者だったSを
それぞれ『すぱい1号』、『すぱい2号』と呼ぶようになって
今の集まりは、会社の経営方法や、人の使い方の話題になって
それを組合に伝える、結構真面目な会合になった。
その目的が達成され、会合も今回の会合で一旦終了。
かと言って、この仲間の集まりは捨てがたい。
年齢に関係なく、言いたい事を言い、議論する。
そういう場所は、会社の中にはないからね。
本当は会社こそ、僕らのよう出ないといけないのに・・・
って、集まるたびに思う。
かつて賃金闘争で、組合の原案を作った委員会が
執行委員会で手のひらを返して、要求を変えたことがあって
僕が激怒した時の裏話は、10年経って笑い話になってるし
僕が議長の時に、審議拒否したことが語り継がれていたり・・・
Sなんかは、役員をやる前は一番嫌いな奴で
殴ってやろうかと思っていたのに・・・・
一緒に役員をやると、お互いの立場、役割が解っていて、
わざわざ僕にバトルをやらせて、Sの思い通りに操られ・・・・
でもね、今は一番信頼できる人間になっちゃったのがおかしいね。
『ハゲを増す会』は、そういう仲間の集まりでもある。
次回、我々の会合にちょっと憧れている元三役をゲストに・・・
って提案したら、皆賛成してくれた。
その代わり、『スパイ見習い』は使えないことが解って
会から除名することにした。
と言っても、会員資格は僕が勝手に決めてるんだけどね・・・
でも、面白いことに、全員が同じように「使えない」
って思ってたのが、笑えた。