『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

芝居観賞

2025年01月11日 | ジジイの呟き
今日は池袋にある豊島区民センターの多目的ホールで開催された
<豊島区国際アート・カルチャー特命大使/SDGs特命大使 自主企画事業>
なるイベントの芝居、『太陽の王冠 第五期公演 WITHZZ』を観に行って来ました。
この芝居は、劇団の歌唱指導と演出助手をして頂いている石崎先生が指導していて、
元劇団員の山中君が出演しているという事で、案内が来たものです。

主催は塾花会(共催:金田誠一郎演戯塾)
芝居は『OZの魔法使い』を現代風にアレンジしたミュージカル。
舞台はいわゆる大道具となる立て込みのセットが無く、
バックのスクリーンにプロジェクターで画像を映したもの。
シンプルと言えば聞こえが良いけれど、何だか安っぽい感じ。
舞台デザインを元に、舞台セットを作る我々の劇団公演とは、
基本的に芝居に対する考えが違う気がしました。

肝心の芝居は、セリフのやり取りが巧妙で、良く聞こえた。
ただ、テンポがずっと一緒で、いわゆる『一本調子』のやり取り。
最初こそ心地よいのだけれど、そのうちに観ていて疲れて来る。
この芝居の演出を手がけた金田誠一郎氏の芝居は、何度か観ていますが
いつもこんな調子で、何だか独りよがりな感じをいつも感じます。
うちの座長がしきりに言う、台詞にもっと抑揚や間が有ったら違うんだろうなと思ったり。
他人の芝居を観るというのは勉強になりますね。

しかし、何故か芝居の内容は覚えていないのです。
帰宅したら、すっかり芝居の内容すら忘れている。
心に響いてこなかった・・・というのでしょうか?
良く『心に残る芝居』という芝居では無かったという事ですかね?
芝居が上手いというのは、テクニックのこと。
それは、ある程度学べば身につくし、そう言う意味では
演技の上手い人なんて数えきれないほどいる。
でも、人の心に残る芝居って、上手さとはまた別のものという気がします。

我々の劇団は間違いなく『ヘタクソな劇団』です。
でも御来場頂いたお客様に我々のエネルギーを感じてもらって
『俺も頑張ろう!』って感じて貰えれば・・・と思ってやっています。

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