今日は夜間採集の日。更にまた大潮の干潮時である。大潮の干潮時と言う事でいつもの港ではなく、先月潮が満ちていて思うような採集が出来なかった遠征(ブログ2021 8.7)のリベンジを決行する。また狭く暗い山道を走り港へ向かう。前回もだが行きは期待大で行くので狭くて暗い寂しい山道でも何でもないのだが、収穫が無いと帰りは本当に辛い山道となってしまう。今回は港に着き採集準備する前に懐中電灯で現場を照らし、潮が引いているか確認して見る。すると理想とはいかないものの中に入っていける位は引いているので、採集準備をして挑む。あちこちの岩の下からハゼ類が顔を出しているだろうと考えていたが、そのような光景を全く見ることが出来ない。それどころかボラの幼魚など他の魚の確認すら出来ない。前にチチブモドキなどが沢山採集出来た時(ブログ2020 10.18)よりも水温は高く、活性が高いだろうと考えていた。ところが石の下からは唯一クモハゼを見つけただけである。ハゼ類がいないのであればと別な魚を探す。するとまたイッテンフエダイと思い採集。すると普通のフエダイの幼魚であった。更にまた発見。今度はニセクロホシフエダイの幼魚である。結果どこでも採集出来る魚ばかりで終了となる。帰りの寂しい山道は反省の時間となる。まだ水温が高いのでハゼ類はあちこちに散らばっており、水温が低くなるとこの場所の水温が周りより高いので集まって来るのではないかと言う結論となる。また10月後半にこの場所に来て、ハゼ類を採集して実証する事にする。
フエダイ幼魚
ニセクロホシフエダイ幼魚
クロアナゴ