お魚三昧生活

鹿児島の定置網で獲れる魚や市場の魚、鹿児島大学総合研究博物館魚類ボランティア(魚ボラ)の事などを紹介します!

警戒心強すぎ オニハゼ属

2021年09月08日 | 採集
 今日の素潜り採集はそのほかテッポウエビ類と巣穴に共生しているハゼ類を見つける。遠目から見るとよく見るダテハゼやカスリハゼとは違う感じ。採集するのは厳しいので魚種を確認する為に写真に収めようとカメラを構え近付く。すると直ぐに巣穴に入ってしまう。また出て来るのを待つが時間が無駄なので諦め、別の魚を探す。しばらく経ち再び来るとまた巣穴の入り口に出て来ているので、またカメラを構え少しずつ近付く。だが、また直ぐに巣穴に入ってしまう。ダテハゼやカスリハゼよりもかなり警戒心が強い感じである。また同じように時間をおいて再び来る。今度は遠くから撮影しながらハゼが隠れるまで徐々に近付く。結局遠くからしか撮影することは出来なかった。肉眼で見た感じ、オニハゼ属のハゼであった。家に帰り撮影した写真を拡大するとやはりオニハゼ属のハゼかなと言う感じであり、魚種まではわからない。今回地元で初めて見たオニハゼ属の仲間であるが、採集するには警戒心が強ければ水面からの釣りすら厳しそうである。採集しようと思う事すら時間の無駄な感じがする。




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素潜り採集

2021年09月08日 | 採集
 今日は素潜り採集に行く。この場所は港に駐車場がなく路上に数台しか止めることが出来ないので、休みの日は釣り人の車で埋まってしまい止めることが出来ない。更に外海なので、ちょっと風が吹けば直ぐにうねりや波が立ち、潜ることが出来なくなるなど、町内で一番潜りに行く比率が低い場所である。今日は平日で無風なので行ってみる。港に行くと釣り人がいるものの、車は1台だけなので駐車でき、採集を実行する。海に入り直ぐにサラサハゼを見つける。サラサハゼは内湾では確認し採集済みであるが、外海では初確認。と言う事で採集。また、釣り人が丁度居ないのでテトラポットの方へも行ってみるが、ブダイ類が沢山いるもののサイズがデカ過ぎるので写真に収めるだけにして港内に戻る。港内の砂地ではコチ科の幼魚を発見。吻が長いのでまだ見た事がないエンマゴチであれば と思い採集する。家に帰り同定を試みるものの小さ過ぎてエンマゴチなのかワニゴチなのか同定出来ず。魚ボラ任せとし、冷凍保存する。エンマゴチであって欲しいがそう甘くはない。

アオブダイ



ヒブダイ



マゴチ



ハナミノカサゴ幼魚



サラサハゼ



ベンケイハゼ



オニカサゴ

*今回採集した2個体共、後日魚ボラでイヌカサゴに同定されました


ノコギリヨウジ



フエダイ幼魚



ワニゴチ?

*魚ボラでワニゴチに同定されました


ウミスズメ



タツノオトシゴ属

*魚ボラでクロウミウマに同定されました


今回の採集成果

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