銀座・歌舞伎座が「さよなら公演千秋楽」を終えて、30日閉場式を迎え60年の歴史を閉じたことが、大きく報道されていた。
先月、銀座を訪れた時に、歌舞伎座周辺を歩いて最後の姿を見納めてきましたが、名残惜しい想いがつのる。
連日、東銀座・歌舞伎座界隈には、約60年にわたる『歌舞伎の殿堂』に名残を惜しむファンや通行人などが、カメラに収める人々で劇場前はごった返していたそうです。
老朽化により建て替えを余儀なくされて、ニュー歌舞伎座に生まれ変わるそうであるが、計画案については、いつものことながら賛否両論があり、物議をかもしたそうである。
自分は、特に歌舞伎に対する想いもなく、いつのことだっただろうか一度だけ歌舞伎をみたことと、某会社の家族慰安会で五木ひろしの歌謡ショーを見に行ったことがあるのみですが、非常に古い造りであった記憶があるのみです。
歌舞伎座に対する想いは、40年余毎日通勤時に東銀座を通り、歌舞伎座の演題や景観を見てきたので、その外観だけは深く脳裏に焼き付いています。
2月の東京マラソンでも、歌舞伎座前を見上げながら走り、来年の大会はどんな光景となるのかと気になっていました。
銀座を訪れたときも改めてその姿を記憶に留めるべく散策したが、スケッチポイントとしても、我が心の風景でもある。
これまでも何度も描いてきたが、改めて最後の姿をスケッチブックに描きあげて、イメージを残してみた。
歌舞伎座の建築物としての価値も高いが、歌舞伎座周辺のレストランや和風カフェ、関西風お好み焼き屋などには、よく出かけていたので、どうなるのだろうか気になるところである。