MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

ふるさと福井便り~三国祭

2010年05月21日 | うんちく・小ネタ

今年も、ふるさと福井の春の例大祭の時期が訪れて、福井市内の「お神明さんの祭」や「 佐佳枝廼社の祭」も終わり、北陸三大祭として有名な『三 国 祭』の時期がやってきた。

中日祭のこの日、NHKの日本列島『お元気ですか 日本列島』LIVE放映され懐かしく見ていたが、雨上がりだったようで、いつもの人出は見られなかったようだ。

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昨年も三国港の町を訪れているが、レトロな雰囲気が漂う町並みは、美しく一度あの三国祭の本番を見たいと思っていた。

『三国祭』は、江戸時代から続いている250年以上の伝統文化だそうであるが、「越前がに」の町、三国のもう一つの顔が、『三国祭』である。

今年の『山車巡行』には、話題の坂本龍馬に、朝倉義景、浅井長政、弁慶、徳川家康、など巨大な武者人形が登場して、狭い町の路地をうまく曳きまわしている様子が、テレビ画面一杯に映し出されていた。

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ふくいから送られてくる「ぶらんど大使」資料によると、山車(やま)は、18基あるそうで毎年当番の地区が「山車番」として、6基が三国神社へ奉納されるそうです。

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山車巡行も、以前は10M近い山車が狭い路地中を敷設された電線に架かるようになって、中断していたそうですが、高さを6Mに抑えて電線を竿で持ち上げながら巡行している光景が何とも三国らしい風情を感じていた。

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昨年の訪問時にも、街角のあちこちに「山車小屋」を見受けられたが、三国っ子にとっては幼い時から「見て・作り・引いて」育ってきた分身みたいな感じであり、血が騒ぐ祭りのようである。

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三国も高齢化が進み人手不足で、山車づくりや引き回し作業の負担は大変だそうで、伝統文化の継承には、大変な苦労があると聞く。

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北前船で栄えた三国港や瀧谷寺、旧森田銀行跡など、レトロな雰囲気が数多く残っており、散策には絶好の雰囲気があり、来月には再度の訪れてみたいと郷愁を誘われた。

コメント
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