藤沢市の第65回市民総合体育大会の開会式が行われ、参与として出席してきた。
戦後間もない昭和21年に第1回以来開催されてきて、今年は市制施行70周年記念事業として位置づけされている。
風薫る陽気となり、スポーツシーズンを迎えて31種目の競技が5ヶ月にわたり熱い熱戦が行われる予定である。
残念ながら神奈川県の市町村対抗の大会が、今年から財政的理由で中止となった中で、生涯スポーツ振興を推進する藤沢市の総体が開かれる意義は大きいと思う。
市内35地区の体育協会、体育振興協議会、選手などが一同に会して健闘を誓いあったが、やはり中高年層の選手が目立っており元気そうでした。
高齢化や自由時間の増大など社会環境の変化が進み、ストレスの増加や運動不足などから生涯を通じて健康に暮らし豊かな生活を送るために、スポーツ振興の意義が益々大きくなっている。
もともと藤沢市は、スポーツが盛んな歴史的背景があるが、現代社会では技を競うだけではなく、健康・体力作りと地域の連帯感を育むために生涯スポーツの振興に力を入れており、この大会を通じて市民パワーを発揮することが期待されている。
大会の『いつでも・どこでも・だれでも・いつまでも』をキーワードに、早速熱戦が始まった。