ゴールデンウイーク最後のこの日は夏日となり、早朝からマイジョギングコース周辺の藤の花巡りジョギングに出かけてきました。
藤沢の市花『藤』が引地川沿いの公園の藤棚で見頃を迎えている。
昨年、藤の花の名所をつなぐ「引地川・フジ史跡ロード」が作られ、見ごろを迎えたゴールデンウイークには、ウオーキンググループなどで、大変な賑わいだったようだ。
この『引地川・フジ史跡ロード』は、市内の藤を愛する支援グループの『藤倶楽部』が作られ、引地川沿い11Kmにわたる11の公園をつなぐもので、ウオーキングやジョギングには、嬉しいコースである。
このロードの藤の花は、日頃地域活動での知人で、藤沢市名誉市民の端山氏の指導により毎年開花準備をされており、今年も見頃となったよ~とお誘いを受けていた。
この日は、二番構公園から湘南海岸まで、引地川沿いにジョグって8箇所の公園を訪れた。
最初に朝早く訪れた二番構公園には、人影も少なかったが素晴らしい藤棚に見事な花房が垂れており、見頃になっていた。
すぐ近くの大庭城址公園に移動すると、藤沢市最大のサクラの名所ですが、散りゆく八重櫻に代わって、三ケ所の大きな藤棚には、まだ若いフジだと思われるが、今年は見頃を迎えていた。
昨年は、手入れに失敗したようで、開花は不満足であったが、今年は素晴らしい花房が付いていました。
新緑を楽しみながら園内を一周して、引地川沿いの親水公園へ移動してみると、こちらもサクラ開花時期にも大変賑わっていたが、今日は夏日ともあって川に入っての水遊びをしている光景も見られた。
親水公園の藤棚は、120Mにも及ぶスケールであり、見頃を迎えていたが、まだ若木であり花房は今一だった。
もう1ヶ所の小高い丘の上の藤は、大きくはないがその花房は色あいも鮮やかで、必見の価値アリで、多くのカメラマンもシャッターを切っていました。
さらに、引地川ロードを下って引地川緑地公園、親水広場を辿りながら、藤棚の開花状況を確認したが、ふじの木も小さく開花も見頃と言えるほどの開花ではなかった。
長久保公園は、さすがに規模も大きく立派な藤棚に垂れる藤の花房も見事でしたが、ちょうどこの日は、こどもの日フェスタの準備中で、藤棚も覆いで囲われていました。
公園の小高い展望台に立つと、江の島の素晴らしい遠望が望めました。
引地川では、久しぶりに地元のカヌー倶楽部の練習が行われていて、気持ちよさそうに水の温かさを楽しむ光景がみられた。
引き返して舟地蔵公園では、藤棚や色とりどりのポピー花壇が出迎えてくれたが、正に真夏のような暑い夏の陽が照りだしていました。
最後に、藤倶楽部の顧問で名誉市民の端山藤園へ到着すると、端山氏が門の前で待っておられ、早速園内を案内していただいた。
園内には、丹精込められた見事な花房が垂れ下がり、腰を低くして藤の下をくぐり抜けると、何とも言えない藤の薫りに覆われれて、しばし、動けない程の感動を受けていた。
しばらくご苦労された手入れなどの話を伺ったが、今年は異常気温などで霜が降りたりしたので、寒さ対策など大変な苦労があったそうです。
園内には、鉢植えの樹齢40年の色々な藤が咲き誇っており、しばしの間に次々とウオーキングの人達が訪れて、園内は一杯になっていた。
裏山にも山ツツジやエビネなどが咲き誇り、特にイワタバコの可憐な姿が印象的でした。
藤やつつじ、あじさいの花は、夏を迎えるFlower であるが、一足早く夏を迎えた快適な一日は、flower Day となった。