連休に入り連日快晴が続いているが、この日は先日も訪れた多摩唐木田に住む孫に呼ばれて、出かけてきた。
先週にも唐木田から町田小山田緑地へとジョギングして遅かった春を満喫したが、この日は孫のペースでユルユル散歩で、目映ゆい新緑を楽しんだ。
唐木田周辺は、鶴牧西公園、東公園など素晴らしい緑地公園が連なり、散策路を選ぶに迷うほどで、自然に浸って時を忘れる。
先月には素晴らしい姿を披露してくれた川井家の枝垂れ桜は葉桜と変わっていたが、その脇には見事な藤の花が彩っていた。
西公園入り口の「みどりの家」から、緑のトンネルをくぐりながら竹林やせせらきを抜けて「緑の広場」へ上がり東公園へと歩む。
東公園に入り芝生のお山へと駆け上がると、多摩ニュータウンの街並みや丹沢山系などの遠望が開けて爽快な気分になる。
展望台の石のベンチに腰を下ろして しばしのんびりと景観を楽しんだあと、多摩中央公園から多摩センターへと移動した。
孫の散歩の限界を感じて、孫の家にたどり着いたが、この日は孫の誕生会が予定されていたのだ。
孫もそれを察してか、部屋の飾り付けなどを見ながら、これから始まる感動のシーンを感じてかワクワクしているようであった。
前日から予約していた定番のバースデイーケーキを見ながら、今日の主役は自分であることを承知しており、演技するシナリオを考えているようにも見えていた。
日も暮れてケーキ消灯には、自慢げに主役を演じながら、「もう一回・・」と繰り返して楽しんでいた。
お父さんからのプレゼントは、何と素晴らしいバイクだった。
これまでも、家の中で木製のおもちゃバイクを楽しんでいたが、本格的なスポーツバイク?に乗って、キッズサイクリストが誕生した日となった。
夜遅くまで、家の中で練習に励んでいたようだ。
他にも、「かな積み木」や「シルバニア・ハウス」などのプレゼントを開きながら、興奮状態になっていたようだ。
健やかに育って欲しいと願いながらバイバイすると、涙して帰らないでと訴える姿に後ろ髪を引かれた。