小寒を迎えてこの日はこの冬一番の寒さとなっていましたが、予定通り湘南の初詣スポットの寒川神社へ初詣ランに出かけてきました。
家を出ると近くの公園ではこの冬一番の霜柱が一面に立っており、深々と寒さが身に染みて感じていた。
途中、宮山緑地公園内にある根岸弁財天に立ち寄ってみると、豊富な湧水があったとされる弁天池の中央に弁天様と巳(へび)の石像が祀られており、癒しスポットとしても有名となっているようです。案内板によると、功徳は商売繁盛、技芸・音楽の発達、特に女人には愛嬌を授け美人となり、良縁を得て 子宝が授かるそうです。
寒川神社に着くと、三が日を過ぎても多くの参拝客で賑わい、駐車場には露店が占領して初詣で独特の光景が見られました。
重層の神門では、毎年参拝者の厄除けのため、干支に因んだ「ねぶた灯籠」が飾られてきたが、12年で一巡したそうで、新たに神話をテーマに選んで古事記から國生みの話をモチーフに「大八洲(オオヤシマ)」を描いたそうです。
夜になると朱色の灯籠が鮮やかに浮かび上がるようですが、又の機会に訪れてみたいと思いながら、開運の願いながら門をくぐり本殿へと向かった。
寒川神社は、全国唯一の方位除と八方除の守護神として有名で、全国から参拝客が訪れると聞くが、昨年新たに八方除に因む方位盤と四神の彫塑と渾天儀を象徴する「方位盤と渾天儀」の記念碑が出来ていました。
本殿に参拝を終えて末社の宮山神社に参拝したが、こちらには全く人影も無く静かな佇まいでした。
参道に戻り神池に架かる太鼓橋(神池橋)と三の鳥居も、改築されたばかりで厳かな風格を感じます。
また、寒川神社の周辺には隠れたパワースポットもあり、寒川神社前の西善院には弘法大師像が笑顔で待ち受けておられ、「握手大師」と握手してご利益が授かりました。
さらに、興全寺に立ち寄って見ると境内に「とんがらし地蔵尊」なる可愛いお地蔵さんが鎮座しており、赤い唐辛子だけを編んで首にかけると痛みや苦しみから開放されるそうで、老人の方がお線香を炊いておられました。
寒さも身に染みる初詣ランでしたが、国難の年を乗り越えて開運の年となることを願ってスロージョグを楽しみました。