乃木神社から回り、東京五社巡りの最後の明治神宮・大國魂神社へと初詣参拝が続きます。
毎年、三が日の初詣客が300万人を超すと言われる明治神宮ですが、さすがこの日は、日本一の大鳥居をくぐり参道を進む参拝者もそれ程でもなく、爽やかな空気を感じながらスムースに拝殿へと進むことが出来ました。
南神門には、今年も大型の巳年の大絵馬や破魔矢が飾られており、新春の開運招福のシンボルとなって欲しいと願いながら、拝殿へ・・・
拝殿には、この日も多くの初詣客で賑わっていましたが、スムースに参拝することが出来、どこか他の神社とは異なる厳粛な気持ちを抱くのは、不思議でした。
参拝後、境内をぶらりと散策していましたが、絵馬掛けには様々な祈願の絵馬が掛けられており、目立ったのは英文や韓国文字の絵馬が多いのにはビックリでした・・・・
お正月らしく和服姿の方の絵馬掛けは、日本の貴重な文化を観るようでした・・・
本殿前の回廊には、恒例の少年書道展が開催されており、全国から選ばれた秀作約300点が展示されていました。
どの作品もプロ顔負けの力強い作品ばかりで、その言葉も「友愛」や「理想」、「夢」、「絆」など、新春に相応しい表現が多く、日本の伝統文化の息づいているのに感銘しました。
西参道を経て最後の大國魂神社へと急いだが、神宮の杜の先には、docomo tower が午後の陽光を浴びて実に美しい風景が見られました。
小田急・京王線を乗り継いで、府中の「大國魂神社」には初めての参拝ですが、武蔵の國の守り神として古くから大國魂大神を祀る神社で、何と創建は約1900年前に遡るそうで、昔から鎌倉・江戸幕府などの崇敬者が多いそうです。
大鳥居から隋神門までの参道には、約100個の提灯を吊るした「提灯門」が5門並び、参道脇には屋台から威勢よく呼び込みがかかるお祭りの光景が見られました。
立派な中雀門をくぐり拝殿に進むと、東京五社に選ばれる格式高い雰囲気を感じますが、官幣小社にも列されているそうで、多くの末社もあり、特に本殿は観れませんでしたが、一棟三殿の神座になっているようです。
夕闇迫りまたの参拝を期して参道を後にしたが、何故か高崎ダルマが出張していましたね
東京五社巡りを駆け足で回ってみましたが、「東京十社めぐり」もあることを知り、日本の伝統文化に接しながら、心のふるさとを感じた寺社巡りとなりました。