新学期が始まり地元の小学校で新春恒例の全校生の校内書初め大会が開催されており、この日は高学年の書初めが体育館で行うと聞き、出かけてきました。
朝の通学時には、児童たちからも観に来てくださいね~と声もかけられて約束していたが、体育館に着いたときは、体育館一杯に拡がって無心で大作に打ち込んでいました。
6年生の課題は「夢の実現」、5年生の課題は「希望の春」に挑戦していたが、聞けば冬休みには、毎日お母さんの指導で練習していたとかで、筆の運びや墨の痕もしっかりと書き込んでおり、お見事でした。
児童たちに、あなたの夢はなんですか?と聞いたところ、「バドミントン大会で優勝したい・・」、「キャビン・アテンダントになりたい・・」、「プロ野球選手になりたい・・」など、大きな夢を抱いて書き込んでおり、「失敗を恐れず頑張るんだよ」とエールを送ってきました。
屋外では低学年生が先生とともに、コマ回しやヨーヨー、羽根つきなど昔懐かしい日本の遊戯を楽しんでおり、現代はデジタル・ゲームや携帯メール遊びが全盛のなかで、その難しさに一生懸命汗していたが、先生もあまり技は持ちえないからと、一笑していました。
羽根つきやコマの遊具は、毎年この日のために揃えているそうで、児童たちもそのテクニックを苦労しながら取り組んでいる姿をみて、我が幼少時代を想い出していました。
先日、明治神宮で見てきた小・中学生の少年書道展の特選作品を観てきたが、この日の児童の作品には、負けずと劣らない作品も見られ、「書」に打ち込んでいる時の姿は、現代社会では得にくい機会と思われ、我が人生の幼少時代に経験した「お習字教室」や「そろばん塾」が実に懐かしい。
先日、お正月に訪ねてきた5歳の孫も、書初めに挑戦してその作品を見せてくれましたが、贔屓目にみても実に筆の流れがうまいね~と感心しました。
ついでに、デジタル書道で書いてみました。