1か月後に迫った東京マラソンのスタート地点である西新宿の東京都庁周辺を散策してみました。
ふるさと福井の食材によるコース料理が期間限定で食べられると案内をもらっていたので、京王プラザホテルでランチを食べに立ち寄って見ると、ロビーには素晴らしいつるし雛飾りが展示されていました。
約2000個の一つ一つは、同じものがなく全て手作りの作品だそうで、雛壇を囲んで鳥・クマ・丹頂・・仔犬・ウサギ・子猫・・・毬・花・ボールなど実に美しい飾りばかりで華やかな雰囲気を振りまいていました。
よく観察してみると、一対のさげに7個の飾りに7本のつるし糸で、合計49の飾りで出来ており、40のつるしさげで雛壇には年代物の犬筥もあるそうで豪華な雛飾りでした。
つるし雛の由来などを伺いながら、しばし見惚れてから都庁へ向かうと、東京のランドマークとして大空に都庁第一本庁舎がそびえ立ち、居並ぶ西新宿のタワービルを従えて新東京に相応しい貫録を誇示しているようでした。
本庁舎周辺の広場には、多くのアート作品が設置されていますが、都庁の形態にマッチしてどれも現代美術館を歩いているように見学してみましたが、その一つの「アダムとエヴァ」も果実を受け渡しているようにも見える不思議なものが伝わっていました。
本庁前のマラソンスタートラインでは、一か月後の紙吹雪舞う興奮の瞬間を連想していました。
都庁の北展望台へ向かう途中に2階フロアーでは、ふるさと各県の案内諸がありますが、ふるさと福井のいろいろな情報も入手することが出来、改めてふるさと各地の懐かしさを感じていた。
北展望台に上がると、快晴の冬空でほぼ360度の展望を見ることが出来ます。
東側には、スカイツリーやドコモタワー、東京タワー、六本木ヒルズなどと、ビル街の素晴らしい摩天楼が望めました。
西方向には、甲州街道の先には、東側とは対照的に住宅街が拡がっており、富士山と丹沢
さらに北側を望むと、新宿中央公園を眼下にして中野・荻窪方面でしょうか?
東京スカイツリーに劣らぬ素晴らしい眺めを堪能することが出来ました。
この後、地上に降りて上から眺めた新宿中央公園内を散策して、1か月後のスタート風景を連想していたが気持ちが高ぶってくるのを覚えます。