いつものように朝顔を洗い両手で水をパッと拭って目蓋を開けると
自分の顔が鏡の中からこちらを見ていた。
昨日と同じ顔なのに、ふとその時おやじに似て来ている、と思った。
おじいちゃんは本当に美男子だったのにお父さんはちっとも似ていない、
と妻に常々云われている自分としては、どうしてそのような感じを覚えたのか
不思議だった。
恐らく年をとった所為で顔立ちよりも雰囲気などが似通って来たのかも知れない。
先日も母の死を知った遠縁の方がみえて、お話の中で、
本当にお父さんに似てこられましたね、と云われ、
人が見ても段々父に似て来ているのだと分かって親子って何処かでつながって
いるものだと思った。
簡単にDNAで片付けられはたまらない。
人知を越えた何かがある筈だ。何か・・・・
自分の顔が鏡の中からこちらを見ていた。
昨日と同じ顔なのに、ふとその時おやじに似て来ている、と思った。
おじいちゃんは本当に美男子だったのにお父さんはちっとも似ていない、
と妻に常々云われている自分としては、どうしてそのような感じを覚えたのか
不思議だった。
恐らく年をとった所為で顔立ちよりも雰囲気などが似通って来たのかも知れない。
先日も母の死を知った遠縁の方がみえて、お話の中で、
本当にお父さんに似てこられましたね、と云われ、
人が見ても段々父に似て来ているのだと分かって親子って何処かでつながって
いるものだと思った。
簡単にDNAで片付けられはたまらない。
人知を越えた何かがある筈だ。何か・・・・