ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

正社員と派遣社員の労働の質はどう違うのか?

2007-02-18 12:16:11 | Weblog
キヤノン、派遣・請負の正社員化後回し 新卒採用を優先(朝日新聞) - goo ニュース
私は常々パートや派遣などの臨時的な労働力を調整弁として利用している経営陣営はともかくそれを他人事のようにとらえていたようにみえる労働陣営の感覚にも不信感を持っていた。経営側も労働側も臨時社員に負の部分を押しつけて自分たちは良いとこどりをしているように思える。臨時の人がいなければその仕事は正社員がしなければ会社は成り立たないのだから正社員も臨時社員も同じ質の仕事が出来ていることになるはずだ。それならば両者の間に賃金の格差があってはいけないと思う。だが両者の間には歴然とした格差がある。経営と労働の両社とも、おそらく正社員には会社への忠誠心があるけれど臨時社員にはない、と言い訳するのではないでしょうか。もしそう思うのならば臨時社員を正社員に登用すれば簡単に解決するのではないでしょうか。しかしそれは短絡過ぎるといわれるでしょう。それならば解決策はどうすればいいか。キャノンのように高卒を沢山採用して正社員を増やすか自社内またはグループ企業内にバックアップ専門の会社を興してその企業の正社員としてグループ企業の仕事をするようにすれば賃金の格差がなくなるのではないでしょうか。そして絶えず必要な教育をしていけば必要な部門への人材の供給や移動が可能になってくるのではないかと思う。