句集「夕笹子」の「夏」のなかの一句。
金魚田に映れる雲を呑む金魚
この句の後に置かれた句です。
金魚を掬って家に持って帰りました。
小さな容器では窮屈だったのでしょうか?
なにか、ぶつぶつ言っているようです。
そこで新しい金魚鉢を買い求めたのでしょうか。
居心地のよいようにと、心配りを。
写生の句が多い中では、ちょっと面白い句だと思います。
作者は昭和18年生まれ。この句集は3冊目だそうです。
啄木の恋のはなしや霧の町
こんな恋の句もありました。 遅足
金魚田に映れる雲を呑む金魚
この句の後に置かれた句です。
金魚を掬って家に持って帰りました。
小さな容器では窮屈だったのでしょうか?
なにか、ぶつぶつ言っているようです。
そこで新しい金魚鉢を買い求めたのでしょうか。
居心地のよいようにと、心配りを。
写生の句が多い中では、ちょっと面白い句だと思います。
作者は昭和18年生まれ。この句集は3冊目だそうです。
啄木の恋のはなしや霧の町
こんな恋の句もありました。 遅足