立秋を過ぎて早くも2旬、エノコロ草は穂を出し
たでしょうか。
地下鉄駅からわが家まで、堀川沿いの小道を、
エノコロ草を摘みながら帰るのが楽しみでした。
秋の23年間を。
生きのいいもの、姿や色のいいものを選んで5、
6本。2頭のネコへの手みやげでした。
ネコという生きものは、妥協を知らない我儘者。
性格も好みもそれぞれ。それが、エノコロ草だ
けは2頭とも揃って大好き。振ってやれば、飽き
もせず、じゃれて遊んで。別の名をネコじゃら
しとはよく言ったものです。
2頭とも保護した子。推定3・4年違いの雌と雄。
二人が誘い合うように逝ってしまって3年。
もうエノコロ草を摘んで帰ることもなくなりま
した。
・ エノコロの穂に甘やかな記憶あり 鳥野
たでしょうか。
地下鉄駅からわが家まで、堀川沿いの小道を、
エノコロ草を摘みながら帰るのが楽しみでした。
秋の23年間を。
生きのいいもの、姿や色のいいものを選んで5、
6本。2頭のネコへの手みやげでした。
ネコという生きものは、妥協を知らない我儘者。
性格も好みもそれぞれ。それが、エノコロ草だ
けは2頭とも揃って大好き。振ってやれば、飽き
もせず、じゃれて遊んで。別の名をネコじゃら
しとはよく言ったものです。
2頭とも保護した子。推定3・4年違いの雌と雄。
二人が誘い合うように逝ってしまって3年。
もうエノコロ草を摘んで帰ることもなくなりま
した。
・ エノコロの穂に甘やかな記憶あり 鳥野