575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

傷心を今年も抱き原爆忌        立雄

2014年08月28日 | Weblog
あの原爆が投下されて、もう69年。
被爆者の方々も少なくなってきました。

 一分ときめてぬか俯す黙祷の「終り」といへばみな終るなり  竹山広

被爆者として体験を詠みつづけてきました竹山さんです。
4年前に亡くなられました。

式典も次第に形式的になっているのかも知れません。
しかし詠み続けていくことが大切なテーマです。

安倍さん、広島での式典挨拶が前年のコピペでは?と指摘されました。
長崎では変えるのかな?と思っていたら、これまたコピペでした。
これは故意のコピペです。私には理解できない神経です。

                        遅足
追伸

 夏服の老いの背中や戦争展

亜子さんのこの句を忘れてはいけません。

忘れてはいけない、とえみさん。
余所行きに着替え、背を正して今年も戦争展へ、と鳥野さん。

麻の夏服を着こなした老紳士を想像しました。


コメント
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