今の沖縄県は、江戸時代までは琉球王国でした。
明治政府は琉球王国を滅ぼし、日本国家に組み込みました。
これを琉球処分と呼んでいます。
平成の今、100年以上前のことが問われている、と句は訴えています。
明治政府は、清国との冊封関係・通交を絶ち、明治の年号使用、
国王らに上京することなどを迫りました。
しかし、琉球は従わず、武力を背景に処分を決めたのです。
安倍政権は、基地問題で沖縄県民の声を聞こうとしません。
そして威圧的態度で臨んでいます。
これが、琉球処分と同じであるという批判を招いているのです。
初句の「問われたる」で、問われているのは本土の私たちです。
蝉たちも大きな声で問うているようです。
「創」という雑誌を読んでいたら、こんな話が載っていました。
東京へ転勤となった琉球新報の記者。さっそく住まいを探しました。
ところが不動産屋さんから、こんなことを言われたそうです。
「家主さんが琉球新報には部屋を貸したくない」と言っていると。
信じがたいことですが・・・
「沖縄の新聞はつぶせ」という声がある昨今、恐い話です。
遅足
明治政府は琉球王国を滅ぼし、日本国家に組み込みました。
これを琉球処分と呼んでいます。
平成の今、100年以上前のことが問われている、と句は訴えています。
明治政府は、清国との冊封関係・通交を絶ち、明治の年号使用、
国王らに上京することなどを迫りました。
しかし、琉球は従わず、武力を背景に処分を決めたのです。
安倍政権は、基地問題で沖縄県民の声を聞こうとしません。
そして威圧的態度で臨んでいます。
これが、琉球処分と同じであるという批判を招いているのです。
初句の「問われたる」で、問われているのは本土の私たちです。
蝉たちも大きな声で問うているようです。
「創」という雑誌を読んでいたら、こんな話が載っていました。
東京へ転勤となった琉球新報の記者。さっそく住まいを探しました。
ところが不動産屋さんから、こんなことを言われたそうです。
「家主さんが琉球新報には部屋を貸したくない」と言っていると。
信じがたいことですが・・・
「沖縄の新聞はつぶせ」という声がある昨今、恐い話です。
遅足