575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

夕焼に誘われすすき野原歩く  静荷

2019年11月16日 | Weblog

静荷さんがご自分でつくったことを忘れていたということに皆さん大笑い。
でも、そのあと、もはやそこまでの域に達した自然な自由律の作品ということに感動。

『老いと短歌』という本に、こんなことが書いてありました。
不思議なことに、短歌にすると言いたいことや思い出がずるずる引き出されてくる。
57577という定型のおかげで、ゆるゆる口調でもサマになる

短歌より短い俳句も同じ。
静荷さんの句も、どこかメルヘンチックに。
下五が6音。ちょっと足元がアヤシイお年頃かな。遅足

コメント
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