575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

雨に濡れ 末期<まつご>の化粧<けわい> 冬紅葉  殿

2019年11月23日 | Weblog

「末期」とは、人の死のうとする時。死に際 (ぎわ) 。臨終。
「末期の日々」のように、死の間際だけでなく、やや長い期間を表わすことも。

化粧といえば、現代ではおしゃれが目的です。
しかし、もともとは魔物から身を護る術だったようです。
死化粧といって死者を送るためにも化粧が施されてきました。



死から生への循環。自然の摂理なんでしょうね。遅足

コメント (1)
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