575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

2月句会の結果です。   遅足

2020年02月20日 | Weblog
ごらんのような結果となりました。
3月はウイルスはどうなっているのかな?心配です。

題詠
①俳句帳 旅の欠片や 春隣(殿)等・郁子・紅
②ふくらみて芽鱗ぽろりや春隣(竹葉)すみ・千香子
③病む母へ送るファックス春隣(麗子)結宇・亜子・晴代
④夕暮れの部活のノツク春隣(千香子)結宇・静荷・能登・亜子・佐保子・晴代・遅足
⑤あれなあに母子の語らひ春隣(郁子)殿・紅・麗子
⑥春隣友と無言の露天風呂(結宇)狗子・郁子・遅足
⑦河底の光の揺らぎ春隣(能登)静荷・千香子・佐保子・麗子
⑧春隣 ♡に託す 恋メール(紅)殿
⑨陽光へ頤(おとがい)あげる春隣(晴代)静荷・竹葉・等
⑩鎮座(ちんざ)してあくびの猫や春隣(亜子)竹葉・狗子・すみ・紅
⑪春隣コロナウイルス増殖す(佐保子)郁子
⑫石蹴りの石の声聞く春隣(遅足)能登・等
⑬すれ違う和服の襟元春隣(狗子)結宇
⑭幼子のほっぺつんつん春隣(すみ)能登・殿
⑮ほほかすめほのかなにおい春隣(幸泉)竹葉
⑯春隣り仔象は母に鼻こする(等)亜子・狗子・すみ・千香子・佐保子・麗子・晴代・遅足


自由題
①冴え返る雑事をはなれ花鋏(晴代)亜子・千香子・郁子・紅・麗子
②さそひたる夫も木莵(みみずく)しかと見る(佐保子)竹葉・亜子・千香子・郁子・遅足
③春待つや肩になじみし松葉杖(亜子)結宇・能登・すみ
④春北風(はるならい)躓いて目に仔犬かな(遅足)狗子・等・郁子
⑤雛求む退屈顔は男親(すみ)狗子・等
⑥豆まきでウィルスとばせ鬼は外(幸泉)静荷・麗子・晴代
⑦半跏して思惟の指先冴え返る(狗子)殿・亜子・千香子・麗子・晴代
⑧退院に ヘアドネーション 春うらら(紅)殿・竹葉・すみ・遅足
⑨スキップの児の走りゆく畦青む(能登)結宇・静荷・竹葉・すみ・晴代
⑩冴え返る日に生まれしはみずがめ座(麗子)佐保子
⑪寒木や終活すましコゲラはう(竹葉)等
⑫春の聲 ピアスに眠る 一グラム(殿)結宇・佐保子・紅・遅足
⑬二段記事お見舞いの人寒空へ(千香子)能登
⑭急かされて寝ぐせつきたる木の芽たち(郁子)
⑮掛軸(カケジ)替え先取り我の春迎え(結宇)紅
⑯パソコンの埃まぶしき春の日矢(等)静荷・能登・狗子・佐保子


次回は3月18日(水)です。題詠は等さんから提案で、摘草(つみくさ)です。


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話尽き 春も隣や 露天風呂 <殿>

2020年02月20日 | Weblog


The talk by an outdoor hotspring bath has been also simply. The spring is near.

My American friend and hot spring after a long time.
Chat with him.And keeping quiet comes.
The flower which is early when looking up.
We seem to be bathing promiscuously with spring.

米国の友人と久しぶりの温泉。
たわいもない雑談。
しばしの沈黙が訪れます。
見上げれば早咲きの花。
春と混浴している感。

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