春北風。春の北風(ならい)。
ならい、とは、冬の寒い風のこと。
東日本の海沿いの地方の方言。ならい風。冬の季語。
低気圧の影響で一時的に西高東低の冬型気圧配置に戻り、
冷たい 北西風が雪を伴って吹く。
一時的に季節の戻りを感じます。
春一番。春疾風。なども同じような季語です。
こちらは春の季語です。
等さんの読みです。
散歩中、何かに躓き転んだら?目の前に子犬がいた・・・
こんな句だが、何故か春間近かのホットした感じがする。
「仔犬」が良く効いている。
これに対して殿様からは、こんなメールが。
大学の俳句同好会の顧問を務める古文の教授に採点を依頼しました。
結果は「意味不明 0点」
さまざまな読みのあることは嬉しいことです。
0点は分かりますが、「意味不明」はちょっと・・・。(遅足)
人によって全く違うところが俳句の面白さですね。
私は、自分の価値観を取り払ったところから
飛躍の翼が生まれると、気づかされました。
目に、は作者の目にという意味です。
散文的かもしれません。
春ならい躓く先に仔犬かな。
では、予定調和的になってしまいませんか?