俳句雑誌に「本当に名句?」なる特集があった。
タイトルの句も俎上にのせられていた。恐々見たが少なくとも景が読めない句ではなくて安心した。
しかし 次に何故問題なのかが分からなくてガッカリした。この句への評価は
曰く
〇虚子の普遍性の対極にある主観の極みだ。
〇作者の主観を季題に託し、いかに客観的に伝えられるかの客観写生の技。
〇言葉が弾みすぎ、いかにも軽薄なリズムに浮き立っている。
〇技術と演出の極みとも言える句だ。
〇写生・擬態法という両極の手法を統一した表現を駆使した句の限界への挑戦
等々
やはり俳句一年生にはちんぷんかんぷん。 俳句で食ってる人は違いますな。
タイトルの句も俎上にのせられていた。恐々見たが少なくとも景が読めない句ではなくて安心した。
しかし 次に何故問題なのかが分からなくてガッカリした。この句への評価は
曰く
〇虚子の普遍性の対極にある主観の極みだ。
〇作者の主観を季題に託し、いかに客観的に伝えられるかの客観写生の技。
〇言葉が弾みすぎ、いかにも軽薄なリズムに浮き立っている。
〇技術と演出の極みとも言える句だ。
〇写生・擬態法という両極の手法を統一した表現を駆使した句の限界への挑戦
等々
やはり俳句一年生にはちんぷんかんぷん。 俳句で食ってる人は違いますな。

病院の待合室の景と見る?実にありそうな臭い…。
今日は啓蟄どんな悪さの虫が飛び出すか。アハハ!
啓蟄や虫が傘さす首すくめ 長良
自分はどう読むのか?それしかない。
私の名句は、あなたの名句じゃない。
また、あんな句と言っていた句が、
急に良い句に見えてきたことを隠す必要もない。
一切は無常。
で、甘草ってなに?
カンゾウあるいはアマチャヅルの異称と
ありますが。。。だから肝臓なのですね。長良さん、さすが!
2)主観を季題に託すのが俳句じゃないか!
3)軽薄なリズムに浮き立つ。リズムは軽薄なのだ!
4)技術と演出の極み。最高じゃんかよ!技術と演出
を否定して、どうやって俳句を作るのかね?
5)句の限界への挑戦。「写生と演出」と書いてある
けど、写生は演出と同義語なんだ、俳句は。
この人は、高野素十の俳句など全く分ってない。
いや、俳句の「虚構性」が全然わかってない。
個々の命が、偶然得た場所で、宿命を違えながら、ひとつの大きな命に繋がる。瑣末主義どころか、曼荼羅的で広大な宇宙観を内包する句である。
視覚的には厳密な写生たりつつ、音韻的には音がリズミカルに循環し、芽の並びようを映すユーモラスな擬態語でもあり得た。限界線が引かれることで、限界の外の世界の実在をも感じさせた傑作句である。
この解説も立派過ぎて「そんなものかなあ」と思うのみですが、朱露先輩はこの句をどう評価されますか? 是非知りたいのですか。 是非教えてください。
俳句は、言葉の置物論、提唱者ですから。
俳句幼児組には遠い世界ですね。